クラウドFAX

jFaxの評判を実際に利用して検証!使用方法やメリット・デメリット解説

jFax評判 クラウドFAX

この記事では筆者が実際にjFaxを利用してネット上の口コミや評判を検証した結果と、jFaxの使い方や他社サービスと比較してメリット・デメリットを解説しています。

eFaxの姉妹サービスとして誕生したjFaxはj2 Global Japan有限会社が運営するクラウドFAXサービスで、日本ではeFaxやその他のインターネットFAXと並び人気があります。

jFaxの大きな特徴はeFaxの基本的な機能を引き継ぎながらも利用できる電話番号の種類や機能を制限することで、月額料金を半分に抑えていることです。

毎月取引先と頻繁にFAXでやり取りするようなヘビーユーザーには全く向いていませんが、取引先の都合でFAXを利用する機会が毎月必ずあるという人には向いています。

jFaxとは

jFaxはクラウドFAXで有名なeFAXの姉妹サービスで、eFAXの機能を大幅に制限することで初期費用・月額料金・送信単価・受信単価を安くしたものです。

FAXの送信・受信はメール形式のみとなっており、送信する時は宛先に国番号+送信先のファックス番号+“@jfaxsend.com”を入力することで送信できます。なお、jFaxにはアカウント画面(ユーザーページ)から送信する方法もありますが、専用のスマホアプリというものはありません。

FAXの送信は公式サイトの送信機能を使用するか、利用登録したメールアドレスで使用しているメーラーから送信します。

例:06-1234-5678へ送信する時は下記のように入力します。

メーラーでする場合 送信先: 81612345678@jfaxsend.com 

jFaxの特徴的なポイント

jFaxがeFaxの姉妹サービスであることは上述した通りですが、eFaxの機能を大幅に制限したことで具体的には下記のような特徴的な4つのポイントを列挙することができます。

  1. 初期費用と基本料金が安く月額払いと年払い両方に対応している
  2. スマホやPCからメール感覚でFAXの送受信ができるがアプリはない
  3. 複数種類のファイルフォーマットに対応している
  4. FAX番号は基本的に050番号を利用する

初期費用と基本料金が安く月額払いと年払い両方に対応している

jFaxの基本料金はeFaxほど多機能でないため超格安です。

  • 初期費用・・・登録手数料1,100円(税込)
  • 基本料金・・・「月払いプラン」月額1,089円(税込)

しかも「年払いプラン」を選択しても年間12,980円(税込)なので月額料金は月平均8円安くなるだけで、気軽に「月払いプラン」を利用することができます。

一般的なクラウドFAXは年払いと月払いで料金が大幅に異なるのが普通ですがjFaxはその点に関して文句なしと言えます。

スマホやPCからメール感覚でFAXの送受信ができるがアプリはない

jFaxをはじめとするクラウドFAXでは各社独自のスマホアプリを利用してFAXの送受信をするケースが多いですが、jFaxにはアプリというものがありません。

jFaxの利用に必要なのはスマホかPCだけで、ブラウザ送信・メール送信ともに対応しています。

  1. ブラウザ送信・・・アカウントページの「FAXの送信」を利用。
  2. メールで送信・・・メーラーを使用して送信したいファイルを添付して送信。

複数種類のファイルフォーマットに対応している

クラウドFAXで扱えるファイルの種類は多ければ多いほど便利です。jFaxはPDFならあらゆるタイプに対応していますし、マイクロソフトのオフィスで利用するファイルもほとんどのファイル形式に対応しており、万能タイプであると言えます。

扱えるファイルの種類の多さでは恐らくクラウドFAXでもかなり多い部類に入るはずです。詳細は『jFaxのメールFAX送受信機能について』の項目で後述します。

FAX番号は基本的に050番号を利用する

姉妹サービスのeFaxが多機能で全国の市外局番を選択できるのに対して、jFaxで利用できる番号は03・06・050の3種類だけです。

  • 03番号・・・東京の03番号が割り当てられた地域に居住する人のみ利用可能
  • 06番号・・・大阪の06番号が割り当てられた地域に居住する人のみ利用可能
  • 050番号・・・全国どの地域に居住する人でも利用できるオールマイティーな番号

jFaxのメールFAX送受信機能について

下表はjFaxの基本的な送受信機の概略になります。

送受信はメール形式になるので、送信したいファイルはメールの添付ファイルとして扱います。

そのため、メールの本文に文字を入力すると本文も1ページとして加算されます。

また、送受信に使用するメールアドレスは普段使用しているg-mailのアドレスなど一般的なものが利用できるほか、複数人で同時に受信することも可能です。

なお、0120番号へ発信できない他、050番号へ発信すると送信に失敗するケースもありますが、多くのクラウドFAXのユーザーは050番号の利用者が多いので、試してみないと分からない部分があります。

送信・受信の方法メール
利用できるメールアドレス個人のメールアドレスも使用可能
複数人で同時に受信可能
メールの文言(本文)FAXの表紙になります
一斉送信の宛先最大で50件
0120への発信不可
050への発信不確実
G4デジタル回線との送受信一部未対応
海外への発信可能
海外から受信可能
利用できる番号03、06、050
03番号・06番号はともに当該地域に在住の人しか利用できません。例えば神奈川県在住の人は03番号や06番号は利用できず、050番号のみ利用可能となります。
サポートされているファイルの種類(送信可能なファイル形式)
ファイルの種類バージョン拡張子
Adobe PDF全バージョンPDF
Adobe Postscript全バージョンPS
Adobe Photoshopバージョン3.0以上PSD
Amiga Interchange File Format (IFF)Raster Bitmap onlyIFF
CSVフォーマット全バージョンCSV
CompuServe Graphics Interchange FormatGIF87a, GIF89aGIF
Corel Presentations Slide Showバージョン96以上SHW
Corel Word Perfectv. 5.x-9, X6WPD, WP5, WP6
jFax Messenger 用フォーマット全バージョンEFX, HOT
jFax Messenger 用フォーマットj2 MessengerJFX
Encapsulated Postscript全バージョンEPS
Hypertext Markup Languagehrefタグをベース
としたHTMLのみ
HTML, HTM
JPEG全バージョンJPG, JPEG
Microsoft Word TemplateWindows: v.97, 2000
2003, 2007, 2010, 2013
Mac: v.4, 5.x, 95, 98
DOT, DOTX
Microsoft Works Word Processorv.4.x, 5, 6, 7, 8.x, 9WPS
Microsoft Excel97-2013XLS, XLSX
Microsoft PowerPoint97-2013PPT, PPTX
Microsoft Publisher97-2013PUB
Microsoft WordWin: v. 95-2013
Mac: v. 4-98
DOC, DOCX
OpenDocument Drawing全バージョンODG
OpenDocument Presentation全バージョンODP
OpenDocument Spreadsheet全バージョンODS
OpenDocument Text全バージョンODT
PC Paintbrush Graphics (PCX)全バージョンPCX
Plain Text全バージョンTXT, DOC, LOG
ERR, C, CPP,
H, SRC
Portable Network Graphics (PNG)全バージョンPNG
Quattro Proバージョン6以上QPW, WB1
WB2, WB3
リッチテキスト形式全バージョンRTF
StarOffice DrawingAll versionsSXD
StarOffice PresentationAll versionsSXI
StarOffice SpreadsheetAll versionsSXC
StarOffice Text DocumentAll versionsSXW
Tagged Image File Format (TIFF)全バージョンTIF, TIFF
Truevision Targa Format全バージョンTGA
Visio Drawingv.3 and aboveVSD, VSDX
Windows Bitmap全バージョンBMP
Word Perfect Graphicsバージョン2.0以上WPG

jFaxの使い方

クラウドFAXにはメールで送受信するタイプと専用アプリやブラウザを利用して送受信するタイプに分かれますが、jFaxはメールで送受信するタイプです。

また、メールで送受信する場合、g-mailや普段使用しているメーラーを使用できますが、公式サイトに自分のアカウントでログインして専用のメーラーを使用する方法もあります。

どちらでも利用できますが、利便性の上では公式サイトのほうが使い勝手が良いというのが筆者の印象です。

下記はjFaxの公式サイトに自分のアカウントでログインした時のトップページです、よく使う4つのメニューは大きなアイコンで表示されています。

  • ファックスの表示 送受信したFAXの履歴やステータスを確認できます。
  • ファックスの送信 このメニューからFAXを送信できます。
  • アカウントの更新 登録情報の変更などはこのメニューで行います。
  • ヘルプ      分からない手順はヘルプを参照します。

jFaxログイン・トップページ

次項からjFaxで送信する方法や受信を確認する方法について具体的に解説していきます。

jFaxで送信する方法

jFaxはアカウント画面の「FAXの送信」機能を使ってメールFAXを送信する方法と、g-mailなど既存のメーラーを使用して送信する方法の2パターンが可能となっています。

アカウント画面の「ファックスの送信」で送信する方法

下記は冒頭で紹介した「ファックスの送信」機能を使って実際に送信している様子です。

これは筆者が使用しているMOVFAXのFAX番号宛てに送信した時の内容で、添付ファイルにExcelファイルを指定しています。

jFaxからMOVFAXへExcelファイルを送信した例

「Fax送信」をクリックすると画面が変わって送信が開始されますが、この段階では送信が完了したか否か確認することはできません。

このメッセージは送信作業を開始したことを伝えるだけのメッセージなので、実際に送信を完了したかどうかは完了通のメールを受信するか、「ファックスの表示」メニューを見て「送信済み」の一覧に該当するものがあるか否か確認する必要があります。

jFax「ファックスの送信」で送信した時のメッセージ

jFax「ファックスの送信」で送信した時のメッセージ

g-mailなど作業環境のメーラーで送信する方法

下記は筆者がg-mailを使用してjFaxから複合機のFAXへエクセルファイルを送信した時の画面をキャプチャーしたものです。

メール送信フォームの宛先に相手のFAX番号を入力して、最後に”@jfaxsend.com”を付け足します。

添付したいファイルを選択して送信ボタンを押せば完了です。

jFaxの送信の仕方説明画像①

Gメールの送信画面

送信履歴の確認は使っているメーラーでも確認できますし、公式サイトのメーラーでも確認できます。

送信履歴や受信履歴に関しては、使っているメーラーと公式サイトのメーラーで情報が共有されるので、どちらの履歴を見ても確認することが可能です。

送信の結果を確認する方法

メールFAXを送信しても正常に送信が完了したかどうかすぐに分かりません。

メールFAXの送信状況を確認する方法は「送信完了の通知メール」を受信する方法と公式サイトの「メッセージセンター」で確認する方法の2パターンあります。

送信完了の通知メールで確認する方法

送信が正常に完了した場合、メールFAXを送信してしばらく経つとjFaxから”○○宛のFAXを送信完了しました[件名:○○〕”というタイトルのメールが来ます。

下記は受信したメールの文面ですが、送信にかかった時間が秒単位で記載されています。jFaxはデータを送信する際、60秒ごとに1ページ加算するシステムになっているので、下記のように3ページで382秒かかったということは、3ページだけの料金では済まないことになります。

jFax送信完了メールの解説

送信完了の通知メール

メッセージセンターの「送信済み」一覧から確認する方法

「ファックスの表示」メニューを開くとメッセージセンターというページに遷移します。

このページでは受信履歴・送信履歴を確認ことができます。

下記は筆者がMOVFAXへ送信した履歴を示すメッセージです。

メッセージの送信時間と受取人から該当するものかどうか判断し、ステータスが下記のとおり「送信完了」になっていれば間違いなく送信されています。

jFaxメッセージセンターの送信確認画面

送信に失敗した場合のメール通知の内容

もしも送信に失敗すると、”○○宛のFAXを送信完了できませんでした[件名:○○〕”というタイトルのメールが来ます。下記は試しにクロネコFAXの0570番号へ送信した時のものです。

なお、送信に失敗するとメッセージセンターの「送信済」の一覧に「失敗しました」というステータスでメッセージが表示されるので、そちらを見て確認することもできます。

jFax送信失敗メールの解説

送信に失敗したことを通知するメール

jFaxで送信できない理由と対処方法

jFaxで送信できない理由は大きく分けて2つあります。

  1. 0120番号や050番号などjFaxで送信できない相手へ送信しようとした場合
  2. FAXを送信する際の宛先の入力方法に誤りがある場合
0120番号や050番号、G4回線への送信

jFaxは相手のFAX番号が0120ではじまる番号の場合送信できない仕組みになっています。

また、050番号も確実性が担保されていません。ただし、筆者の経験上jFaxとその他のクラウドFAXと送受信を実験した経験がいくつかりますが、今のところクラウドFAX同士の送受信は050番号でやりとりしていますが問題ありません。

下記は送信に成功した実験結果の一例です。

  • jFax→MOVFAX
  • MOVFAX→jFax
  • 秒速FAX→jFax
  • 秒速FAX→MOVFAX

この他、jFaxからG4回線のFAXに送信することもできない仕組みになっています。G4回線はG4規格とも呼ばれISDN回線のみ対応していますが、近い将来廃止されることが決まっている企画です。

FAXを送信する際の宛先の入力方法

jFaxで送信に失敗する理由で最も多いのはメールFAXとブラウザFAXで宛先の入力の仕方が間違っている場合です。

  • メーラーでメールFAXを利用・・・宛先:相手のFAX番号+”@jfaxsend.com”
  • アカウントページの「FAXの送信」を利用・・・宛先:相手のFAX番号のみ

送信できない時はアカントページから送信しようとしているのに相手のFAX番号の末尾に”@jfaxsend.com”を記述していたり、逆にメーラーで送信しようとしているのに末尾に”@jfaxsend.com”が記入されていない場合が考えられます。

筆者の場合、送信できなかった理由は上記の理由だけです。両方使っていると混同することがあるのは事実です。

jFaxで受信する方法

jFax号宛に送信されたデータはメールで受信して添付ファイルにPDFとして保存されます。

複合機からjFax宛にFAXを送信するとjFaxのユーザーに下記のようなメールが届きます。

jFax受信確認メール

jFax受信確認メール

メールの文面を見る限り正常に届いていない可能性もあるようなことを書いていますが、実際はちゃんと添付ファイルはPDFファイルとして届いていました。

受信メールの下部に正常に届いたPDFファイルのイメージが表示されています。

Adobe Acrobat ReaderがインストールされたPCでメールに添付されたPDFファイルをクリックすると、PDFファイルをAdobe Acrobat Readerで表示できます。

jFax受信確認メールとPDFの添付ファイル

受信確認メールの下部に表示された添付ファイルのイメージ

下記はAdobe Acrobat Readerで表示した受信ファイルです。

左上に送信日と時間、右上に送信した枚数が印字されます。

ちなみにこれは県民共済の案内のチラシをテスト送信用のサンプルに使ったもので、コンビニで50円で送信しました。

jFaxのPDFファイルをリーダーで表示した様子

Adobe Acrobat Readerで表示した受信ファイル

正直なところ、かなり綺麗に再現されていて驚きました。

これはB5サイズよりちょっと大きめのチラシでしたが、複合機に読み込ませた部分は完璧といってよいほど見事に再現されてPDFに変換されています。

jFaxからクロネコFAXへ送信してはいけない

知らない人もいるかもしれないので付け加えますが、jFaxからクロネコFAXへ送信してはいけません。

jFaxからクロネコFAXのサーバーに正常に送信することは可能ですが、クロネコFAXはデータを受け取っても受信する時に必要になる「文書番号」をjFaxには返信しません。

これはjFaxだけに限ったものなのか、クラウドFAXやインターネットFAX全般に言えることなのか、今後検証する必要がありますが、少なくとも筆者は何度もjFaxからクロネコFAXへ送信してjFaxから「送信完了しました」というメールを受け取っていますし、メッセージセンターで「送信完了」のステータスを確認できているにも関わらず、クロネコFAXから文書番号が返信されたことはありません。

また、クロネコFAXは電話対応に応じてくれませんので、送信料が無駄になるだけです。つまり、知らずに送信してしまったとしても、コンビニで受信することはできないので注意して下さい。

jFaxの料金プラン

料金プラン

登録手数料1,100円
利用料月額プラン    1,089円/月
年払いプラン 12,980円/年
送信100枚まで 無料
101枚から 11円/1ページ
60秒ごとに1ページ加算
受信50枚まで 無料
51枚から 11円/1ページ
送信対応ファイルエクセル、ワード
受信形式PDF
決済方法クレジットカード決済

 

jFaxを他社サービスと比較

他社と比較

jFaxeFAXメッセージプラスMOVFAX
初期費用1,100円1,100円0円(年払い)0円
月額料金1,089円
(月額プラン)
1,980円871円1,078円~
送信100枚まで 無料
101枚から
11円/1ページ
1ページ加算/60秒
150ページまで
無料

151ページから
11円/1P
16円/枚8.8円/1回
受信50枚まで 無料
51枚から
11円/1ページ
150ページまで
無料

151ページから
11円/1P
0円1000枚まで
無料

1001枚から
8.8円/回

jFaxの料金設定の良し悪しは比べるサービスによって異なります。

★eFAXと比べた場合

上表を見れば分かりますが、jFaxはeFAXよりも送信・受信ともに無料で利用できる上限が少なくなっていますが、月額料金は約半額まで安くなっています。

このことから、jFaxは無料で利用できる上限が少ないため、FAXの使用頻度がeFAXよりも少ない人に有利なサービスだと言えます。

★メッセージプラスと比べた場合

メッセージプラスは初期費用も受信料も0円なので受信頻度の多さではjFaxを利用するより有利ですが、送信料が高めに設定されています。

送信頻度・受信頻度ともに偏りのない人はeFAXよりもjFaxが向いています。

★MOVFAXと比べた場合

MOVFAXは受信料が1000枚まで無料で送信料も平均的な価格です。

jFaxは無料送信の上限が100ぺージ、無料受信の上限が50ページなので、送信頻度・受信頻度ともにjFaxの無料の上限を超える可能性が高い人はMOVFAXのほうが有利です。

jFAX 公式サイト

jFaxの口コミと評判

口コミ・評判

良い口コミ

 

悪い口コミ

jFaxのメリット・デメリット

メリット

送信頻度・受信頻度ともにあまり多くない人に有利!

jFaxは送信頻度か受信頻度のどちらか一方が多くなる人には向いていません。

月間の使用頻度が少ない人の場合、規定の無料範囲内に収まるので実質的な費用は月額料金だけで済みます。

メールアドレスの使用に制限がない!

jFaxのメールFAX送信システムは特定のメールアドレスに依存しないので、プライベートで使用している携帯・スマホのメールアドレスでもPCのメールアドレスでも問題なく送信できます。

一斉送信できる宛先が多い!

jFaxの機能はそれほど多くはないですが、一度に最大で50件の宛先に送信できるのは非常に便利です。

月払い契約で利用できる!

jFaxは最短で1カ月の利用から開始できます。他社サービスのように最低契約期間が定められておらず基本料金も安いので、気軽に試すことができます。

 

デメリット

送信・受信どちらか一方でも多い人には向いていない!

jFaxは送信頻度・受信頻度いずれか一方が多い人には向いていません。

jFaxは無料で利用できる上限の範囲内で利用するとコスパが良いですが、どちらか一方の頻度が多くなるとコストが膨らむ可能性があります。

送信に要する時間もページに加算される!

jFaxでデータを送信すると1ページごとに従量課金されますが、それとは別に60秒ごとに1ページカウントされるシステムになっているため、受信するのに時間がかかると料金が高くなります。

送信に要する時間はメールに添付するファイルの容量と大きな関係があるので、大容量のファイルほど時間が長くなります。

たった2ページ送信するだけで360秒かかる場合もあるので、無料で送信できる上限に到達するのは予想より早くなるはずです。

コンビニのFAXでは受信できない!

実はjFaxに限らず、クラウドFAXで送信したデータはコンビニのクロネコFAXで受信できません。

クラウドFAXを利用してクロネコFAXの番号へデータを送信しても「文書番号」が付与されません。ところがクロネコFAXは「文書番号」なしでは受信できない仕組みになっています。

jFax→クロネコFAXは送信作業だけは正常に完了してしまうので、知らない人は要注意です。jFaxからクロネコFAXへ送信しても送信料だけ発生してコンビニで受信することはできません

jFaxの申し込み方法

jFaxの申し込みは公式サイトの「お申込みはこちら」から手続きを進めます。

公式サイトでの手続は大きく分けて4ステップになります。

ステップ1 jFax番号を選択 

下の画像の通り、プルダウンメニューから自分が利用したい番号を選択します。

03、050、06の中から自分の好みの番号を選択できます。

jfax申し込み1(プルダウンメニュー選択)

 

03、050、06のいずれかを選択すると、次に下4桁を選択します。

下4桁は空いている番号がランダムに表示されるので、もしも気に入った番号が表示されなければ、「再検索する」のボタンを押して別の番号を選択することも可能です。

jfax1-2(プルダウンメニュー選択)

 

ステップ2 名前・メールアドレスの入力

ステップ2では名前とメールアドレスを入力します。

ここで入力した名前は誤字がないよう気を付ける必要があります。

後で本人確認をする時に身分証明証の画像をアップロードしますが、ステージ2で入力した名前と身分証明証に記載された名前が異なっていると手続きが進まず利用できません。

名前は必ず誤字がないよう正確に入力して下さい。

メールアドレスは無料で作成できるGメールのアドレスでもOKです。

 

ステップ3 住所・支払い情報の入力

ステップ3では自分の住居の住所を郵便番号も含めて全て記入します。

この際、郵便番号はハイフンで区切って入力して下さい。

下記のようにハイフン無しで入力するとエラーメッセージが表示されて手続きが進まなくなります。

続けて決済い使用するクレジットカードの情報を入力します。

画像に表示されている通り、VISA・MASTER・JCBなど一般的なカードが使用できます。

また、特に指定しなければ「月払いプラン」が選択されますが、「年払いプラン」を利用したい人は右上のタブをクリックして「年払い」を選択することも可能です。

jfax個人情報入力3

 

ステップ4 最終確認

ステップ3まで必要事項を入力すると、ステップ4は最終確認となります。

これで公式サイトでの申し込み手続きは完了です。

jfax4最終確認

 

本人確認書類のアップロード

この後、ステージ2で入力したメールアドレス宛にjFaxからメールが届きます。

届いたメールには本人確認書類をアップロードするためのページに遷移するリンクが貼られているので、リンク先のページで本人確認書類の画像をアップロードします。

本人確認の書類は運転免許証やマイナンバーカードが利用可能ですが、筆者は運転免許証の表・裏をスマホで撮影した画像をアップロードしました。

注意点として、マイナンバーカードや個人番号カードの画像をアップロードする場合、個人番号が記載されている側は利用できません。例えば、筆者の手元にある個人番号カードは裏面に個人場号が12ケタ印字されていますが、この個人番号カードは裏面の画像をアップロードすると本人確認の手続で失敗します。

「jFaxへようこそ」のメールが届くと利用可能

無事に本人確認が成功するとjFaxから「jFaxへようこそ」というメールが届きます。

「jFaxへようこそ」のメールが届いた段階でjFaxを正式に利用することが可能となります。

下記は実際に届いたメールのキャプチャーです。重要な部分は赤字で書き換えています。

「jFaxへようこそ」の説明

jFaxへようこその解説画像

赤枠で囲った箇所に重要な項目が3点記載されています。

jFaxログインIDjFax公式サイトでログインする際に必要なアカウントに該当します。
PINコード(暗唱番号)jFax公式サイトでログインする際に必要なパスワードに該当します。
jFax番号FAXでデータの送受信をするのに必要なFAX番号に該当します。

なお、1週間くらい経つとjFaxから住所確認のため下記の返信不用のハガキが届きます。

このハガキの到着をもって住所確認が正常に完了したことになります。

jFax・住所確認のハガキ

jFaxの解約方法

jFaxを解約する方法は電話で解約を伝える方法しかありません。

自分のIDとパスワードでログインしたアカウント画面(ユーザーページ)には解約に関するメニューはありません。

ただし、下記のテクニカルサポートは平時のみ日中のみ対応しているので、電話で解約を申しむことが可能です。

テクニカルサポート:03-6758-0852
月曜~金曜 9時~17時 (平日のみ・祝日、祭日は非対応)

まとめ

eFaxの機能を制限して月額料金が半額になったjFaxですが、利用できる電話番号が03、06、050であることから、恐らく都市部ユーザー層を狙っていることが予想されます。

電話番号を選ぶにあたり上記の03・06以外の地方の市外局番が欲しいという人は月額料金が高くなりますがeFaxを利用した方が良いでしょう。

もしも050番号でも良いのなら、使用頻度がそれほど多くない前提でjFaxは毎月1000円程度の基本料金を払うだけで済むので重宝できます。

jFaxは毎月大量のデータを送受信するヘビーユーザーよりも、最低限いつでもどこでもFAXでやり取りできる手段を持っておきたいという人に向いています。

jFAX 公式サイト

なお、秒速jFaxの他にもクラウドFAXに興味のある方は下記の関連記事が参考になります。

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