2023年1月現在GMOオフィスサポートの店舗は全国11カ所で、銀座・渋谷・新宿・青山・秋葉原・横浜・名古屋・京都・梅田・博多・福岡天神でバーチャルオフィスを運営しています。
競合他社が電話転送サービスを付帯したプランを提供する一方で、GMOオフィスサポートは電話番号の取得サービスにグラントン社の03plusを提供することで料金プランをシンプルに仕上げることに成功し、多くの利用者を獲得しています。
今回、GMOオフィスサポートを利用するメリットについて検討してみたところ、2つの大きなメリットを確認できました。それは、『初期費用が無料なこと』、『全国11カ所の一等地の住所を月額660円で利用できること』、『GMOあおぞらネット銀行の口座開設がスムーズなこと』、この3点です。
また、GMOオフィスサポートは大手の資本で運営されているので今後も新規で店舗を拡大できる可能性が極めて高い点も見逃せません。
GMOオフィスサポートは日本では相当数のシェアを獲得している一方で、口コミや評判はあまり表に出てきませんが、それは利用する前の段階で情報がハッキリしているため利用を開始してから後悔するというケースが少ないからだと推測されます。
以下に口コミや評判、料金プランを競合他社と比較した結果を紹介します。
GMOオフィスサポートの口コミと評判
本当に1日で利用開始できた。 法人銀行口座も作れて転送料も込みで1650円てコスパ良すぎ。ありがたい。
引用元:グーグルマップ口コミ
料金体系が非常にわかりやすく、法人口座とつながれるので嬉しい。コスパ最高だと思う。引用元:グーグルマップ口コミ
バーチャルオフィスの利用料は安かったが、受付スタッフなし、会議室なし
最低限のただの住所貸し
審査が早いのは、ほぼ審査していないレベルで誰でも受け付けてそう
同じ住所使っている企業の質が悪そう
グループの代表がSNSで価格破壊してるとか言ってるけど、他のサービスでがっつりマネタイズしてる悪質業者オーナーからの返信 1 か月前
このたびは弊社のサービスをご利用いただき、また貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。現在はバーチャルオフィスのみのご提供ではございますが、貸し会議室等サービスの拡充を検討しております。
また弊社ではお客さまに安心してご利用いただけるよう、犯罪による収益の移転防止に関する法律等に基づき厳格な審査を行っております。
一方でオンラインによる本人確認システムを取り入れ、より早くご利用いただけるよう努めております。ご意見ご要望がございましたら遠慮なくお寄せいただければ幸いです。
引用元:グーグルマップ口コミ
3件の口コミだけで全てを判断するのも難しいですが、料金体系が分かり易いというのは納得がいけます。とにかく、同業他社にありがちな内容が理解しずらい料金プランとは違い、シンプルで明瞭な料金プランだと言えます。
GMOオフィスサポートの最大の魅力は業界NO.1の料金の安さと、料金プランがシンプルで理解し易いことです。また、GMOの看板を背負っているためネームバリューが強いのも魅力です。
GMOオフィスサポートの料金プランは4種類
なお、郵便物はオフィスで直接引き取ることが可能なものと可能でないものに分かれます。契約したオフィスで受取りできるのは渋谷オフィス・梅田オフィスだけで、他は他のオフィスで受け取るか受取り未対応になっています。
初年度3カ月分の月額料金が無料!
GMOオフィスサポート 公式サイト
続けて各プランの概要を解説します。
①転送無しプラン:月額660円(初年度3カ月無料)
『転送無しプラン』はネットショップで特商法の表記に利用されることを前提にしたプランで、住所利用だけに特化しています。
郵送物の転送サービスは付帯されておらず登記利用もできません。『転送なしプラン』は郵送物が送られて来ないことを前提としたサービスなので、万が一郵送物が届くことがあれば料金プランをグレードアップしない限り転送してもらうことはできません。
- 月額660円という破格の安さで全国10カ所の住所を利用できる。
- 郵便物が届いたことはLINEで通知してもらえる。
- 転送が必要な時はプランをアップグレードするしかない。
- プランをアップグレードしない限り郵便物は破棄される。
郵便転送サービスがない月額660円の『転送なしプラン』では、もしも不本意な郵送物が送られてきた場合、最低でも『月1転送プラン』にグレードアップしないと郵送物は破棄されます。
また、登記利用を前提として住所をレンタルする場合、行政から送付される郵便物を受け取る必要があるので、会社を設立するのであれば最低でも『月1転送プラン』に加入しておく必要があります。
③隔週転送プラン:月額2,200円(2週間に1回まとめて転送)
『月1転送プラン』を利用すると、郵便物を受け取るのに要する時間は最低でも1カ月かかることになります。もしも締め切りのある書類が届いたとしても、『月1転送プラン』では期日まで転送してもらうことはできません。
そのため、それほど急ぎの郵便物が届く可能性が低い事業を運営する人でも、転送されるまで1カ月も待ちたくない人には隔週転送プランが向いています。
『週1転送プラン』を利用すれば、受け取るまでにかかる時間のロスは最大で1週間程度で済むため、『隔週転送プラン』や『月1転送プラン』と比べるとかなり安心できます。
事業で扱う書類には役所から届くものの他に締め切りがある書類が送付される可能性もあるので、最低でも週に1回転送されることが保証されていれば、リスクを最小限に抑えることができます。
- 『転送なしプラン』以外の3プランは全て郵便物の転送に対応している。
- 郵便物の転送に対応したプランは、転送頻度が週1・隔週・月1に分けられる。
GMOオフィスサポートで利用できるオプション
GMOオフィスサポートで利用できるオプションは2つだけです。
オプション1 写真でお知らせ:月額1,100円
届いた郵送物の写真を撮ってマイページで確認できるオプションサービスです。
写真を見て差出人を確認できるので、画像を見て即時転送するべきか判断することができます。
オプション2 即時転送:月額550円
『写真でお知らせ』オプションで通知してもらった郵送物が早急に必要なものだった場合、即時転送オプションを利用するとすぐに転送してもらえます。
GMOオフィスサポートは電話番号取得サービスを推奨
GMOオフィスサポートの料金プランには電話転送サービスを付帯するプランが存在せず、グラントン社の03plus( 電話番号取得サービス) の利用を推奨しています。
これは、1台のスマホにすでに利用している番号とは別に、新たに03番号を登録して利用できるサービスで、転送サービスではなく月額1,078円で借りた03番号で発信・着信できるサービスです。
グラントンを始めとするクラウドPBXサービスは、電話転送サービスのような複雑な仕組みではなく、単にアプリをダウロードして月額料金を払うことで、1台のスマホで新たにもうひとつの電話番号を利用できるシンプルなサービスです。
03plusに限らず、外部会社を利用した電話番号取得サービに興味のある方は、電話番号取得サービスを利用してバーチャルオフィスの転送電話を安くする方法が参考になります。
GMOオフィスサポートで利用できる住所は全国11店舗
GMOオフィスサポートで利用できる住所は下記10カ所です。
GMOオフィスサポートの無料特典
ここまでGMOオフィスサポートの料金プランについて、住所利用だけのプランから郵送転送サービスが付帯されたプランを解説しましたが、無料のビジネス支援サービスもあるので紹介します。
GMOオフィスサポートの料金プランを他社と比較
GMOオフィスサポートの料金プランについては上記の通りですが、同業他社の料金プランと比較するとGMOオフィスサポートの特徴がはっきりします。
GMOオフィスサポートの『転送なしプラン』を他社と比較
GMOオフィスサポートの『転送なしプラン』をDMMバーチャルオフィスの『ネットショップ支援プラン』及びレゾナンスの『ネットショップ応援プラン』と比較した結果が下表になります。
★3社を比較してわかること
- GMOオフィスサポートの『転送なしプラン』は月額料金では最安値。
- 利用できる住所の数ではGMOオフィスサポートが最多の10店舗。
- GMOオフィスサポートの『転送なしプラン』だけ郵便物の転送サービスが付帯されない。
初年度3カ月分の月額料金が無料!
GMOオフィスサポート 公式サイト
GMOオフィスサポートの『月1転送プラン』を他社と比較
次にGMOオフィスサポートの『月1転送プラン』とDMMバーチャルオフィスの『ライトプラン』及び、レゾナンスの『ビジネス応援プラン』を比較した結果が下表になります。3社ともに月額1,650円なので、比較対象としては最適です。
- 郵便物の転送サービスで比較すると、レゾンナンスの週1回がNO.1。
- 郵便転送の費用で比較するとGMOオフィスサポートだけが送料無料でコスパNO.1。
- 利用できる住所で比較するとGMOオフィスサポートが最多の10店舗。
- 銀行紹介制度で比較するとDMMバーチャルオフィス2社に対しGMO、レゾンナンスが1社。
- GMOオフィスサポートとレゾナンスが本店登記できるのに対してDMMは支店登記のみ可能。
GMOオフィスサポートの『隔週転送プラン』を他社と比較
GMOオフィスサポートの『隔週転送プラン』は最適な比較対象を探すのに苦労しました。なぜなら月額2,200円前後で同等のサービスを提供している業者が本当に少ないからです。
下表はGMOオフィスサポートの『隔週転送プラン』をユナイテッドオフィスの『メールボックスプラン』及びパルミールの『基本プラン』と比較した結果を表した内容です。
★3社を比較してわかること
- 郵便転送が付帯された条件で比較するとGMOオフィスサポートの月額2,200円が最安値。
- 郵便物の転送頻度で比較するとGMOオフィスサポートの2週間に1回が最も少ない。
- 利用できる住所はGMOオフィスサポートの全国11カ所が最多。
GMOオフィスサポートの『週1転送プラン』を他社と比較
GMOオフィスサポートの『週1転送プラン』をDMMバーチャルオフィスの『ビジネスプラン』及びユナイテッドオフィスの『メールボックス通知プラン』と比較した結果が下表となります。
この3プランを比較することは同一価格帯で登記利用を考える際に非常に有益な判断材料となります。
★3社を比較してわかること
- 月額料金だけで比較すると銀座の住所を除いてDMMバーチャルオフィスが最安値。
- 郵便転送にかかる運送費用が無料なのはGMOオフィスサポートだけ。
- 提携している銀行との関係の強さを比較するとGMOオフィスサポートが最強。
- 利用できる住所の数ではGMOオフィスサポートの全国11店舗が最多。
GMOオフィスサポートを利用するデメリット
GMOオフィスサポートを利用するデメリットがあるとしたら、それは『転送無しプラン』に郵便物の転送サービスが付帯されないことです。この点だけは他社の格安プランと比べてGMOオフィスサポートに足りない部分です。
また、登記利用が可能なプランの中で最も安い『月1転送プラン』はDMMバーチャルオフィスのライトプランには圧勝しますが、レゾンナンスの『ビジネス応援プラン』には転送頻度で負けてしまいます。
さらに、転送頻度を増やして『週1転送プラン』を利用すると、同じ転送頻度ではDMMバーチャルオフィスのほうが月額料金が若干安くなります。
ただし、これらのデメリットはいずれも利用する住所を銀座をはじめ都内に限定した場合の話で、住所の選択肢も含めて考慮すると話は変わります。
GMOオフィスサポートを利用するメリット
メリット1 『転送無しプラン』は初年度3カ月無料になる!
メリット2 住所利用だけが目的ならGMOオフィスサポートが最多・最安値!
メリット3 GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設に有利!
メリット4 電話番号取得サービスの利用でコストを削減できる!
『転送なしプラン』使用時の留意事項:特商法の表記とは販売者の【住所・氏名・電話番号】の3点セット
最後に付け加えますと、特商法の表記とは販売者の【住所・氏名・電話番号】の3点を指します。そしてこれらはどれひとつ欠けてはいけません。省略可能との指摘もございますが、これには条件があることを知らない方も多いようです。
また、特商法の表記に電話番号は含まれないと誤認している方や、電話番号だけは省略できるという誤った情報を信じている方もいらっしゃるようですが間違いです。
特商法の表記を省略できるケースや、ASPカートの住所を利用して非公開設定に設定する方法、及び非公開設定を施しても防ぎきれない理由について、BASE・STORES・shopify~ネットショップ運営で住所がバレるのを防ぐ方法、ネットショップを簡単に開設できるおすすめASPカートの特徴と特商法の対策で詳しく解説しているので参考にされると良いでしょう。
GMOオフィスサポートの『転送なしプラン』のような格安バーチャルオフィスで住所だけを利用する場合、電話番号はプライベートの番号を記載するか、それが躊躇われる場合は別途電話番号を取得する必要があります。
個人的にはGMOオフィスサポートが推奨する03plusを始めとする電話番号取得サービス(クラウドPBX・IP電話・電話アプリ)の利用が安くて便利だと認識しています。
電話番号取得サービスについては、ネットショップの特商法の表記に電話番号を載せる必要はある?代替手段は?、サブラインの評判!電話番号取得サービスでバーチャルオフィスの転送電話を安くする方法も合わせて読まれると参考になります。
初年度3カ月分の月額料金が無料!
GMOオフィスサポート 公式サイト
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