この記事では和歌山県の紀北エリアに存在するバーチャルオフィスを3件紹介します。
和歌山にはリージャスなど大手の高級バーチャルオフィスは出店しておらず、地元の不動産の所有者が運営する自社物件のバーチャルオフィスを含めて3件しか運営されていません。
また、3件とはいうもののどこもレンタルスペース事業を本業とする傍らバーチャルオフィスも運営しているといった感じで、大都市に見られる価格競争もみられないため料金は月額1万円程度とやや高めな感じが否めません。
全国展開のkarigoもフランチャイズで和歌山の店舗運営者を募集していますが、今のところまだみつかっていないようです。
和歌山や立地条件や状態の良い空き物件は多いですが、いまひとつなにかパンチの効いていない地域の典型例で、バーチャルオフィスを活用した新規ビジネスの出店が他所より遅れているのは否めません。
シェアオフィス和歌山駅前
「シェアオフィス和歌山駅前」は和歌山でバーチャルオフィスの提供をしている数少ない業者のひとつで、JR和歌山駅の駅前でレンタルスペース事業を営む傍らバーチャルオフィス会員も募集しています。
メインの事業がレンタルオフィスなのでバーチャルオフィスプランのサービス内容は都内や日本の大都市のバーチャルオフィスのように至れり尽くせりではありませんが、どうしても和歌山の住所を利用して起業したい人には貴重な存在です。
オフィスは交通の便において和歌山で一番と言っても良いほど立地条件は抜群です。
和歌山ではJR和歌山駅前ほど立地条件の良い場所はそうありません。
シェアオフィス和歌山駅前については、バーチャルオフィス『シェアオフィス和歌山駅前』の評判と料金プランにおいて、レンタルオフィスやワーキングスペースなど他のサービスについても詳しく紹介しているので参考にされると良いでしょう。
バーチャルオフィス会員の料金プラン
「シェアオフィス和歌山駅前」のバーチャルオフィス会員の料金プランはシンプルでひとつだけです。
和歌山ではバーチャルオフィスの競争がほぼないので、月額料金の相場はだいたい1万円程度となり、これは他の都道府県と似たような相場だと言えます。
また、郵便物の受取りには対応してもらえますが転送サービスまでは付帯されておらず、店舗で直接受け取る形となります。
物件の詳細とアクセス
SOUNE COWORKING
SOUNE COWORKINGは和歌山でも数少ないバーチャルオフィスのひとつでシェアオフィス和歌山駅前の次にバーチャルオフィスの運営を開始した業者です。
メインの事業はコワーキングスペースやシェアオフィスですが、バーチャルオフィスの提供も新たに加わりました。
本格運用は2023年7月中とのことで、基本月額11,000円から和歌山市の住所を利用することが可能なサービスを提供する予定です。
なお、登記利用するには別途月額5,000円必要で、登記簿の提出や審査も必要となっています。
オフィスの立地はかつて和歌山でもっとも賑やかだったブラクリ町(2丁目)からほど遠くない場所で、銀行街や市役所・県庁など行政機関の施設も集まっているので利便性は良いです。
バーチャルオフィス会員の料金プラン
物件の詳細とアクセス
レンタルスペースkigi
レンタルスペースkigiは合同会社caeruが運営すレンタルスペース兼バーチャルオフィスです。
合同会社caeruでは自社サイトやヤフーショッピングを利用してカエルをモチーフにした小物クッズを販売している他、橋本市においてギャラリーやレンタルスペース、バーチャルオフィスも運営しています。
バーチャルオフィスの住所はオフィスkigiと兼用となっています。
ギャラリーkigi
- 所在地:和歌山県橋本市妻1-7-8
- 電話:736-20-7011
レンタルスペースkigi
- 所在地:和歌山県橋本市妻1-7-17
- 電話:0736-20-9010
バーチャルオフィス会員の料金プラン
レンタルスペースkigiのバーチャルオフィス会員の料金は公開されていません。
詳しくは上記の問い合わせ先へ連絡して確認してください。
- 初期費用 要問合せ
- 月額料金 要問合せ
物件の詳細とアクセス
和歌山のバーチャルオフィス事情と近隣の違い
2023年現在、和歌山でバーチャルオフィスの住所貸しサービスを単体で提供している業者は上記のとおりたったおの3社しかありません。
隣県の大阪で数え切れないくらいのバーチャルオフィス業者がしのぎを削っている一方、和歌山や奈良などの山間部の多い地域では経済規模も影響し、新たに起業しようとするニーズが大阪ほど多くはないという現状が続いています。
ただし、和歌山の多くのレンタルオフィスやシェアオフィスでは追加料金を払うことでオフィスの住所で登記できるサービスを提供しているなど、住所利用のサービスそのものは少なからず存在します。
つまり、和歌山においてはバーチャルオフィスのような純粋な住所利用のサービスが発達していないのです。
需要と供給のバランスもあるのでなんとも言えませんが、現状ではバーチャルオフィスを利用した住所利用や会社の登記よりも、シェアオフィスやレンタルオフィスを利用した会社の設立・住所利用のほうが圧倒的に多いというのが実情です。
なお、隣県の大阪で格安バーチャルオフィスを探している方は、大阪で月額500円のバーチャルオフィスを探したらGMOとDMMが最安だった!を読まれると、大阪の梅田の住所を最も安く利用できるバーチャルオフィスについて詳しく解説しているの参考になります。
また、和歌山以外の地域の住所を利用できるバーチャルオフィスを全国から広く検討してみたいという方は、格安バーチャルオフィス【住所のみ利用・登記利用】比較19選!おすすめはどれ?を参考にされると、全国の格安バーチャルオフィスとたくさん比較することができるので一読されると良いでしょう。
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