この記事では京都を代表する有名バーチャルオフィスのひとつである京都バーチャルオフィスの口コミ・評判を紹介するとともに、料金プランを他社と比較した結果について解説します。
詳細に吟味した結果、京都バーチャルオフィスのサービスは郵送物が頻繁に送られてくるような会社を運営するのに向いており、転送サービスを必要としない運営形態の事業にはあまり向いていないことが分かりました。
京都バーチャルオフィスは郵便転送が無制限で無料という破格のメリットを持った特徴的なバーチャルオフィスで、会社の住所を京都市に使用したい人にとっては魅力たっぷりです。
京都バーチャルオフィスの口コミと評判
京都バーチャルオフィスについては公式サイトでお客様の声を見ることができるほか、Googleマップの口コミでもけっこう多くの高評価の声を見ることができます。
総合評価でも星4.6と比較的評価が高く、郵便転送の料金が無料であることや対応が親切である点などが挙げられています。
ただし、悪い口コミも一部存在し、電話対応が悪いという内容のものもありました。
対応が良いだけでなく集客の相談にも対応
対応が親切であるだけでなく集客の相談にも乗ってくれるということはSEOの対策にも応じてもらえるようです。
ネットで集客するうえでSEO対策は不可欠なのでこれは高得点です。
いろいろビジネスの相談にも乗ってくれて助かります。ホームページのアクセスが伸びました
出典:グーグルマップ
起業するのは初めてで、わかならいことだらけでした。 住所や電話番号のレンタルだけでなく、ビジネスや税務、集客、会社の設立のことなどアドバイスももらいました。 値段も手ごろで、作業する場所が必要ない人にはとてもオススメかなと思います
出典:グーグルマップ
法人登記の手続きにはこちらの住所を使っていて、既に4年程度利用していますが、とても満足しています。 対応が素早く、丁寧で大変助かっています。わたしからの急ぎの要望にも休日でも柔軟に対応していただき、本当に感謝しています
出典:グーグルマップ
郵便転送が無料なうえに自社物件
追加料金が一切ないところが魅力的なので、使い始めてから5年ほど経ってますが、ずっとここ使い続けるつもりです。 いろいろ調べた結果、この値段で郵便物の無料転送サービスまでついているのはなかなか他にはないです。 住所もとても良い立地で京都の一等地です。もちろん対応も丁寧で早いです。そんなわけで安心して利用できるのでおすすめのオフィスです
出典:グーグルマップ
親身になって集客の相談に乗ってくれました。熱い思いが伝わってきて起業を頑張る気持ちになれました ここは賃貸でされてなくて、所有している物件でやってるみたいで安心です。 無人のバーチャルオフィスが他にはあるようですがここは有人でやってるところも決め手になりました
出典:グーグルマップ
ひとつだけ見つかった残念な口コミ
電話対応が最悪です。 社会人とは到底思えない。
出典:グーグルマップ
京都バーチャルオフィスの料金プラン
京都バーチャルオフィスの料金プランは合計4つです。
- エコノミープラン
- スタンダードプラン
- ビジネスプラン
- プラチナプラン
全てのプランで登記利用が可能となっており、エコノミープランを除く全てのプランに郵便転送サービスが付帯されています。
特筆すべきは郵便転送の費用で、なんと京都バーチャルオフィスでは郵便転送にかかる送料が完全無料となっています。
この点は他社バーチャルオフィスと全く異なるところで、何通転送しても料金は発生しません。
つまり、京都バーチャルオフィスを利用する限り毎月の郵便転送費用を気にする必要は全くありません。
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京都バーチャルオフィス 公式サイト
京都バーチャルオフィスと他社サービスを比較してみた!
京都バーチャルオフィスの際立ったところを理解するにはそれなりのサービス内容を提供しているバーチャルオフィスと比較する必要があります。
GMOオフィスサポートは京都にもオフィスを持っており人気のバーチャルオフィスなので、比較対象としては申し分ありません。
下記は京都バーチャルオフィスとGMOオフィスサポートを比較したものとなります。
京都バーチャルオフィス | GMOオフィスサポート | |
初期費用 | 5,500円 | 無料 |
月額基本料金 | 1,650円~12,100円 | 660円~2,750円 |
郵便転送 | スタンダードプランから対応 転送頻度:週2~3回 転送費用:無料 |
月1転送プランから対応 転送頻度:週1回~月1回 転送費用:150g以内は無料 |
電話転送 | MOT/Phone | 03plusを推奨 |
物件 | 自社物件 | 賃貸物件 |
登記利用 | 全プラン可能 | 転送なしプラン以外可能 |
会議室 | ・商談スペースを用意 2,200円/1h ・「こいやまcafe」を割引価格で利用可 |
無し |
住所 | 京都府京都市上京区 (京都御所) |
京都府京都市下京区七条通 油小路東入大黒町227番地 第2キョートビル402 |
京都バーチャルオフィスが全てのプランが登記利用に対応している一方で、GMOオフィスサポートは月額660円の「転送なしプラン」が登記利用に対応していません。
この点だけを見ると、ネットショップやメールマガジンをはじめとする特商法や特電法の表記に利用する用途なら、京都バーチャルオフィスよりもGMOオフィスサポートのほうが安上がりになります。
ただし、支店登記など郵便物の転送サービスは必要としなくても登記利用が不可欠な局面では凶とバーチャルオフィスのエコノミープランのほうが活躍します。
このことから、京都バーチャルオフィスはネットショップの運営などに利用するよりも会社経営に向いているバーチャルオフィスだと言えます。
一方でGMOオフィスサポートはネットショップやフリマで活用できるだけでなく会社の設立にも利用できるため、GMOオフィスサポートのほうが柔軟性があるようにも見えます。
ただし、京都バーチャルオフィスは大手のバーチャルオフィスにしかできないような離れ業は使えませんが、次項で紹介する3つの強烈なメリットで他社と差別化を図っています。
なお、GMOオフィスサポートについては、GMOオフィスサポートの口コミと評判!料金プランとメリット・デメリットでより詳しく解説しているので興味がある方は参考にして下さい。
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京都バーチャルオフィスのメリット
京都バーチャルオフィスを利用するメリットは大きくわけて下記の3つです。
- 自社所有物件のみで運営しているから安心!
- スタンダードプラン以上で郵便転送が無制限・無料。
- 月半ばで入会しても残りの日数は無料。
- 京都の市外局番を利用できる。
自社所有物件のみで運営しているから安心!
自社所有物件のみで運営しているバーチャルオフィスというのは全国でもそれほど多くありません。
多くのバーチャルオフィスが転嫁しと言って賃貸物件を又貸しする形でバーチャルオフィスを運営しているのに対して、京都バーチャルオフィスは全て自社物件の住所を提供しています。
自社物件で運営する限り、不動産のオーナーの都合でバーチャルオフィスの運営が中断される心配もないため、他人の都合で経営を阻害される心配もありません。
特にバーチャルオフィスの住所を登記して会社を設立する場合、バーチャルオフィスが廃業すると変更登記が必要になるのでコストがかかって面倒です。
自社所有物件で運営するバーチャルオフィスが絶対に廃業しないというわけではありませんが、賃貸物件に比べると遥かにリスクが小さいと言えるでしょう。
この点は京都バーチャルオフィス他社と大きく異なる点だと言えます。
スタンダードプランから郵便転送が無制限で無料
京都バーチャルオフィスはスタンダードプランから郵便物の転送サービスを利用できますが、なんと郵便転送にかかる手数料や郵送料は完全無料となっています。
郵便転送の送料をある程度の重量まで無料で対応するバーチャルオフィスはGMOオフィスサポートなどいくつか存在しますが、完全無料で転送してくれるのは京都バーチャルオフィスくらいです。
しかも、何度転送して何通転送しても無料です。
転送費用が無料という点については京都バーチャルオフィスは他社と一線を画していると言えます。
月半ばで入会しても残りの日数の基本料金は無料
京都バーチャルオフィスの利用を開始する際、それが月の途中だったとしてもその月の料金は発生しません。
京都バーチャルオフィスは料金が発生するのは月の頭からという決まりになっています。
例えば下記のような例がそうです。
利用開始:2023年6月15日
料金発生:2023年7月1日~
*6月15日~6月30日の料金は無料。
電話転送サービスは京都の075番号を利用できる
今では多くのバーチャルオフィスで電話アプリを利用したクラウドPBXが採用されていますが、クラウドPBXの欠点として地方の市外局番を利用できないケースが多々あります。
そして多くの場合市外局番を利用できないかわりに050番号を利用することになりますが、京都バーチャルオフィスが採用しているMOT/Phoneなら京都の075番号を利用することが可能です。
京都の市外局番を利用することで電話をかけてくる人に違和感を持たれる心配もありません。
京都バーチャルオフィスのデメリット
京都バーチャルオフィスを利用するデメリットはズバリ利用できる住所が京都1択であることと、サービス内容が充実しすぎていてネットショップで利用するのには向いていないことです。
- 住所が京都市のみ。
- 特商法の表記には向いていない。
エントリープランであるエコノミープランは郵便転送こそ付帯されませんが登記利用が可能なので、わざわざ特商法の表記に利用するにはもったいない気もします。
京都バーチャルオフィスのサービスは会社を設立する目的で利用するなら電話転送サービスやFAX転送サービスが付帯されたビジネスプランやプラチナプランを利用する価値がありますが、ネットショップの運営で利用すると本来の価値を持て余すことでしょう。
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京都バーチャルオフィス 公式サイト
まとめ
以上、京都を代表する京都バーチャルオフィスについて口コミや評判と他社サービスと比較した結果、メリット・デメリットを紹介しました。
京都バーチャルオフィスは起業を志す人が有利になるような配慮が多く施されていますが、ネットショップの運営で特商法の表記に利用すると機能を持て余してしまいます。
京都バーチャルオフィスはあくまで登記利用を前提に考えている人が利用するべきバーチャルオフィスです。
なお、京都バーチャルオフィスは法人口座の開設に自信があるバーチャルオフィスとしても有名ですが、他社バーチャルオフィスでの口座開設の実績などに興味のある方は【業務提携・紹介制度】銀行の法人口座の開設に有利なバーチャルオフィス10選が参考になります。
また、京都バーチャルオフィスの他にも京都の住所を格安で利用できるバーチャルオフィスを探されている方は、京都の格安バーチャルオフィス比較10選!コスパNO.1はズバリこれ!を参考にすると多くの業者と比較できるので参考にされると良いでしょう。
また、京都に限らず幅広い地域から気に入ったバーチャルオフィスを探したいという方は、全国格安バーチャルオフィス【住所のみ利用・登記利用】比較19選!が参考になります。
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