港区浜松町から始まった格安バーチャルオフィスのレゾナンスが大人気です。その理由は月額1,650円で利用できる『週1回転送プラン』が好評なためで、同一価格帯のバーチャルオフィスのなかではコスパNO.1です。
また、新たにスタートした月額990円の『月1回転送プラン』は、基本料金に登記利用と郵便転送サービスが付帯されるうえにレゾナンスの全拠点(銀座・渋谷・新宿・浜松町・横浜)で利用できます。
そんなレゾナンスですが、口コミと評判の良さが定評なのは御存じでしょうか。ネットに投稿される口コミをもとより調査会社による利用者の意識調査でも満足度が非常に高いことで有名です。
レゾナンスの口コミと評判
1 年前
副業の法人化のタイミングから登記と郵便の転送を目的に利用しています。 今後は会議室の利用なども検討しているので追々相談させていただきたいです。 スタッフさんの応対も丁寧でこれからも利用していきたいバーチャルオフィスだと思います。出典元:グーグルマップ
10 か月前
私は法人登記と郵便の転送が可能であればよかったので値段重視で探してました。 時々レンタル会議室を利用しますがきれいでスタッフのかたも気持ちよく対応してくれます。 今後サービスの幅を広げる際は電話代行が可能なサービスも検討させていただきます。出典元:グーグルマップ
2 か月前
以前は他社のバーチャルオフィスを使用していましたが、値段の割にサービスに不満がありこちらに移らせてもらいました。 こちらではサービス面の不満もなく値段も以前より安く抑えられています。 業務連絡も細かい所まで配慮して頂き、特に郵便業務についてはいつも大変助かってます。 いつもありがとうございます。出典元:グーグルマップ
かなりの数の口コミが寄せられていて全てを紹介することはできませんが、なぜか悪い口コミが1件もないのには驚きでした。それにしても感心なのが、各店舗のスタッフさんの対応がよろしいことや、郵送物の転送をきちんとやってくれることに多くの人が満足しているようです。
以前に利用していたバーチャルオフィスで郵送物の転送先を間違えられた経験のある利用者が多い事には驚きました。所詮、人間のやることなのでミスも起こるのでしょうが、レゾナンスは料金の安さに妥協しない丁寧なサービスが認められているのは確かなようです。
レゾナンスの料金プラン
レゾンナスの料金プランは『月1回転送プラン』と『週1回転送プラン』の2種類あります。それぞれ基本料金に住所利用・郵便転送サービス・登記利用が付帯されますが、転送頻度に応じて料金が異なります。
月1回転送プラン
- ネットショップで特商法の表記に利用できる業界最安水準のプラン。
- 郵便物の転送にも月1回で対応。
- 銀座・渋谷・新宿・浜松町・横浜の5カ所の住所を選択できる。
週1回転送プラン
- 登記利用を前提とした人に向いている月額1,650円のプラン。
- 郵便物の転送頻度が週1回なので、有効期限のある書類でも早めに転送してもらえる。
週1回転送プラン:短月契約と年間契約の違いを比較
レゾンナスの看板商品は月額1,650円の週1回転送プランで、短月契約・年間契約に対応しています。ところが、新たにリリースされた月1回転送プランは年間契約だけの対応となります。
下表はレゾナンスで最も利用される頻度の高い週1回転送プランを短月契約・年間契約に分けて1年間利用した場合の料金を比較したものです。
なお、年間契約の料金はキャンペーンを適用した場合の価格を紹介しています。
よく見かける「住所だけなら月額1,650円~」と書かれた広告の意味も、1年契約のキャンペーン料金から入会金5,500円とデポジット1,000円を引いて12カ月で割った月額平均の料金だと分かりました。
入会金+月額3カ月無料キャンペーン実施中
レゾナンス 公式サイト
住所利用のみで登記利用を必要としない場合は【R-INNOVATION】を利用
以上、レゾナンスで利用できる2つの基本プラン『週1回転送プラン』と『月1回転送プラン』について解説しましたが、これらのプランはネットショップの運営で特商法の表記に利用するには機能面でやや持て余すことになります。なぜなら特商法の表記に記載する住所は登記利用できなくても問題ないからです。
そのため、レゾナンスでは従来の『ネットショップ応援プラン』(月額880円)を姉妹店の【R-INNOVATION】という会社で『住所貸しプラン』(月額990円)で提供することに方針転換しました。特商法の表記に利用する住所は【R-INNOVATION】で月額550円(税込)で利用できます。
【R-INNOVATION】の料金プランは『住所貸しプラン』の他にもいくつかありますが、全てのプランで登記利用ができません。【R-INNOVATION】の詳細については、【レゾナンスの姉妹店【R INNOVATION】月額500円で住所利用】のなかで詳しく解説しています。
【R-INNOVATION】の『住所貸しプラン』
月額 | 550円 |
入会金 | 5,500円 |
デポジット | 1,000円 |
用途 | 特商法の表記 |
屋号 | × |
登記利用 | × |
会員サイト | 〇 |
郵便転送 | 週1回 |
転送費用 | 200円/1回 |
レゾナンスで利用できるオプション
オなお、レゾナンスでは基本の料金プランとは別に11種類のオプションがあり、どの料金プランを利用していても別料金を払うことでオプションのサービスを利用できます。
オプション一覧
レゾナンスの銀行紹介制度
『週1回転送プラン』が大好評のレゾナンスですが、それはレゾナンスがみずほ銀行とGMOあおぞらネット銀行の紹介制度を設けていることとも関係あります。
バーチャルオフィスの利用者の悩みの種として法人口座の開設ができないという問題があるのは有名な話ですが、銀行紹介制度の有無は口座開設の成功率に影響を与えます。
レゾナンスに入会すると上記2つの銀行を紹介してもらえるだけでなく、口座開設手続きは全てオンラインで完結します。
なお、バーチャルオフィス業界における銀行の紹介制度の現状についてもっと詳しく知りたい方は、【業務提携・紹介制度】銀行の法人口座の開設に有利なバーチャルオフィス10選も合わせて読むと参考になります。
レゾナンスの士業紹介制度
レゾナンスの住所で会社を設立した利用者が会計や税務の問題で助けが必要な場合に備え、士業を無料で紹介しています。
なお、士業事務所は無料で紹介してもらえますが、相談費用や事務手数料は各士業との契約に基づいて費用が発生します。
紹介できるのは下記の4業種の事務所です。
- 税理士事務所
- 公認会計士事務所
- 司法書士事務所
- 社会保険労務士
会社設立・移転登記・会計のクラウドサービスを紹介
レゾナンスには会社を設立する利用者のために士業の紹介制度がある他、設立登記や移転登記、クラウド会計サービスを利用できるよう株式会社Freeと業務提携しており、レゾナンスの利用者にはこれらのサービスに対して利用特典が付与されています。
Free会社設立 設立登記を個人で格安で済ませることができます。
Free会計 有料のクラウド会計サービスです。
GVA法人登記 変更登記の手続をクラウドで安く済ませることができます。
レゾンナンスの基本プランを他社サービスと比較
レゾンナンスの看板商品である『週1回転送プラン』は月額1,650円ですが、同じ料金設定の業者がレゾンナンス以外に2社存在します。それはDMMバーチャルオフィスとGMOオフィスサポートです。
月額料金が同じ3社の料金プランを比較することは、レゾナンスの『週1回転送プラン』のどこにメリットがあるのか理解するうえで有益な判断材料となります。
また、同一価格ではないプランも合わせて比較することで、レゾナンスのサービス内容の相対的なバランスが理解できます。そのため、レゾナンスの料金プランを下記の3パターンで比較してみることにしました。
- レゾナンスの『月1回転送プラン』をMETSオフィス・表参道ストーリーズと比較
- レゾンナスの『月1回転送プラン』をNAWABARI ・バーチャルオフィス1と比較
- レゾナンスの『週1回転送プラン』をGMOオフィスサポート・DMMバーチャルオフィスと比較
レゾンナンスの『月1回転送プラン』をMETSオフィス・GMOオフィスサポートと比較
★月額料金で比較
2位:レゾナンス 月額990円
3位:METSオフィス 月額1,100円
★郵便転送の有無で比較
2位:METSオフィス、表参道ストーリーズ:転送サービス無し
★利用できる住所の数で比較
2位:METSオフィス: 4店舗
3位:表参道ストーリーズ:1店舗
★登記利用の可否
2位:METSオフィス:登記利用不可
レゾナンスの『月1回転送プラン』をMETSオフィスの『ビジネスプラン』と表参道ストーリーズの『ミニマルプラン』と比較すると、郵便転送サービスが付帯されているうえに登記利用が可能である点、レゾナンスの『月1回転送プラン』が最も充実したサービス内容だと言えます。
また、選択可能な住所もレゾナンスが最も多いことがわかります。
レゾナンスの『月1回転送プラン』をNAWABARI ・バーチャルオフィス1と比較
レゾンナンス | NAWABARI | バーチャルオフィス1 | |
初期費用 | 6,500円 | 0円 | 5,500円 |
月額 | 990円 | 1,078円 | 880円 |
郵便物の転送 | 〇 | 〇 | 〇 |
転送頻度 | 週1回 | 随時 | 週1回 |
転送手数料 | 無料 | 400円/1件 | 無料 |
転送費用 | 実費負担 | 実費負担 | 実費負担 |
登記利用 | 〇 | 3,300円 | 〇 |
利用できる住所 | 浜松町・銀座 渋谷・新宿・横浜 | 目黒・渋谷 | 渋谷・広島 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
★月額料金で比較
2位:レゾンナンス:990円
3位:NAWABARI:1,078円
★郵便転送の頻度で比較
2位:レゾンナンス、バーチャルオフィス1:週1回
★郵便転送にかかる費用で比較
2位:NAWABARI:手数料400円/1件+送料実費
★利用できる住所の数で比較
2位:バーチャルオフィス1 2店舗
3位:NAWABARI 1店舗
★登記利用の可否
2位:NAWABARI 登記利用 別途月額3,300円必要
レゾンナンスの『週1回転送プラン』をDMMバーチャルオフィス・GMOオフィスサポートと比較
★月額料金で比較
★郵便転送の頻度で比較
2位:GMOオフィスサポート:月1回
3位:DMMバーチャルオフィス:転送なし
★郵便転送の費用で比較
2位:レゾンナンス:実費負担
3位:DMMバーチャルオフィス:転送なし
★利用できる住所の数で比較
2位:レゾンナンス:5店舗
3位:DMMバーチャルオフィス:2店舗
レゾナンスの『週1回転送プラン』を月額料金を軸に他社と比較することで、レゾンナンスのサービス内容が非常に充実していることがよく分かります。
月額1,650円で利用できる他社サービスと比較すると、レゾナンスは郵便転送サービスの転送頻度が最も多く利便性に優れていることがわかります。
送料の面では実費負担なのでGMOオフィスサポートの『月1転送プラン』よりコストがかかりますが、ビジネス利用で住所利用する場合、転送頻度が多いことは高得点です。
ただし、銀行紹介制度の面で大手のDMMバーチャルオフィスやGMOオフィスサポートには劣る面があるのは事実で、大手2社は紹介制度ではなく銀行と業務提携しているので信頼関係の度合いが極端に異なります。
レゾンナンスを利用するメリット
レゾナンスのサービスは利用者満足度が高く、多くのニーズに応えることができていることが分かります。
オプションが豊富でユーザーのニーズに応じて柔軟に使いこなすことが可能です。利用するメリットはかなり多く、全般的に良い点ばかりが目立ちます。
レゾンナンスを利用するデメリット
デメリット① 利用できる住所が関東に偏っている
デメリット② 990円の『月1回転送プラン』は最安値ではない
結論:銀座と横浜の住所利用ならレゾナンスがコスパNO.1
以上がレゾナンスの料金プランをDMMバーチャルオフィスやGMOオフィスサポートなどと比較した結果となりますが、結論を言うとレゾナンスが優れているのは銀座と横浜の住所を登記利用できるバーチャルオフィスのなかで最も安い料金プランを提示できていることです。
銀座と横浜の住所を月額990円で登記利用できるバーチャルオフィスはレゾンスの他にありません。レゾナンスが大手2社に劣っている点は、銀行と業務提携できていない点だけです。
銀座と横浜以外にも渋谷・新宿・浜松町
レゾナンスはみずほ銀行とあおぞらネット銀行を紹介していますが、DMMバーチャルオフィスはみずほ銀行と住信SBIネット銀行と業務提携しており、GMOオフィスサポートについてはGMOあおぞらネット銀行と業務提携しています。
なお、レゾナンスには法人口座の開設に伴う銀行の紹介制度の他に、会社の設立登記に伴う手続きを代行してもらえる業者を紹介してもらえますが、レゾナンスの他に会社の設立代行を請け負っているバーチャルオフィスをお探しの方は、会社設立代行【無料あり】を依頼できるバーチャルオフィスおすすめ9選がが参考になります。
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