17LIVEをはじめ日本には多くのライブ配信プラットフォームが存在し、YouTuberやVTuberだけがインフルエンサーになるための登竜門だった時代はとっくに終りを告げ、誰でもやる気と才能次第さえあればライバーとして人気者になれるチャンスに満ち溢れた時代になりました。
ビゴライブ・ツイキャス・ポコチャ・ふわっち等々、動画配信・音声配信も含めライバーとして活動できる場所は増える一方で、ライバーは人気が出れば出るほどファンが増えます。そしてファンのなかにはファンレターやプレゼントを贈りたいから宛先を教えて欲しいとDMを送る人もいます。
ライバーにとってファンはとても大事な存在です。ファンがいるお陰で初めて人気ライバーになれるわけなので、ファンとのやり取りはライバーとして人気を得るためには必須の条件だといえます。
ところで、ライバーは不特定多数の人間に顔を公開していますがファンの方々がどんな人なのかメールやDM経由でのやりとりだけでは十分に理解できません。プレゼントをもらって欲しいというファンに対してライバーが無闇に自分の本名や住所を教えてしまうと、純粋なファンの方々でもエスカレートしてストーカー紛いの行為に発展する危険性は否定できません。
女性がライバーとして活動する際は特に注意が必要ですが、性別を問わずライバーとして活動する人は本名や住所を公開するのは避け、バーチャルオフィスの住所シェアリングサービスを利用することをおすすめします。バーチャルオフィスを利用すると本名や自宅の住所を公開せずに郵送物や宅配物のやり取りを安全に行うことが可能です。
バーチャルオフィスのサービス内容には住所利用だけのものから電話サービスが付帯されたものまで様々ですが、基本料金に電話番号の利用と郵便転送サービスが含まれるNAWABARIはコスパの面で特におすすめです。
日本に存在するライブ配信プラットフォームの種類
『ライバー』という単語が普通に使われるようになったのはいつからか、はっきりと認識できませんが恐らくTick tockや17Liveで活動するライバーが増えるのと歩調を合わせて『ライバー』という言葉も普及していった気がします。
ライバー出身のアイドルが登場するのはライバーがアイドルになるための手段としてプラットフォームを利用していたためで、芸能人になるための手段はなにも芸能事務所にスカウトされたりオーディションに合格するだけが道ではないということです。
ところで、現在日本に存在するライブ配信プラットフォームの数がどれくらいあるのか、正確には把握できませんが有名なプラットフォームだけで15社もあります。今後まだまだ増えることが予想されます。
- YouTubeライブ
- ニコニコ生放送
- LINE LIVE
- 17Live
- Tick tock
- ツイキャス
- BIGO LIVE(ビゴライブ)
- ポコチャライブ
- ミクチャ
- ふわっち
- ミルダム
- SHOW ROOM
- スプーン
- 私を布教して
ライバーとして活動するうえで欠かせないファンとの交流
冒頭でも触れましたがライバーとして活動する以上ファンの存在は絶対に無視できません。活動に支障のない範囲で様々な要望に応えることもライバーとして成功する秘訣のひとつだと言えます。
- ファンレター
- プレゼント
- オフ会
ライバーはファンに気に入られて人気者になることが第一目標なので、気に入ってくれたファンがファンレターを送りたいとか、ライバーが欲しがっていた物を購入してプレゼントしようとする人もいます。
しかし、自分の知らない多数の人間に気に入られるというのは、ハッキリ言って芸能事務所に所属しているかいないかの違いぐらいで、すでに一般人とは言い難い面があります。
それでも、本当に欲しかった物をプレゼントしてもらえるということで住所を教えて送ってもらう人がいるのも事実ですが、有名になればなるほど避けるべきです。
ライバーが身バレ・住所バレする理由
ライバーが身バレ・住所バレを防止する方法は基本的にプライベートの情報を無闇に口にしないことと、身近な人に自分に関する情報を発信しないよう協力してもらうことです。なぜなら本名を伏せて活動していたライバーの身元が知られてしまう原因のほとんどが、実はライバー自身の振る舞いに起因するケースが多いからです。
ライバーが身バレする理由の代表例
- ライブ配信の最中に関連情報をポロっと喋ってしまった。
- SNS連携していたが実名で発信しているのを忘れていた。
- 友達がSNSで関連情報を発信してしまった。
- ライブ配信中に映った映像から生活圏を特定された。
- 学生だったため制服から学校が特定された。
- 仕事の内容からどの会社の人間かおおよその的を絞られた。
- プレゼントを送ってもらうために住所を教えてしまった。
上記の例からも分かる通り、ライブ配信で喋った内容だけが身バレの原因になるとは限らず、動画を配信している最中に映った背景の映像がライバーの生活している環境にしか存在しなかったりすると、生活圏を突き止める手がかりになるケースもあります。
例えば、駅・コンビニ・飲食店などがそれに該当します。コンビニなどは映っただけでそれがどこの店舗なのか分かる人には分かりますし、電車の駅名が分かっただけで生活圏がどの都道府県のどの市町村かだいたいの範囲は特定される可能性があります。
また、ホテル住まいだと思って安心していたらホテルの内装から突き止められたという実例もありますし、乗っている車がレアな車種だったりすると駐車している場所から特定されることもあります。
ライブは一発勝負なので予行練習が役に立たない
しかし、実際にライブが盛り上がるのはそういったレアなネタがきっかけだったりするので、なにもかも隠し過ぎるとライブを成立させることが困難になることから、ある程度柔軟に喋らざるを得ないのも事実です。
また、身バレ・住所バレに繋がるネタに触れないよう心掛けていたとしても話の流れや弾みで喋ってしまうこともあるでしょう。
ライバーの活動はライブという生の配信をすることに醍醐味がある一方で想定外の状況を予め練習できない一発勝負的な一面が強いため、喋るのに慣れていないとうっかりミスもやってしまうことでしょう。
住所を教えていない相手からプレゼントをもらう5つの方法
ライバーに限らずネットで知り合った自分の名前や住所を教えていない相手からプレゼントもらう方法は大きく分けて5つあります。
おおまかに説明ると、お金もしくはお金に換金できるものをプレゼントしてもらう方法と商品などの実物を宅配などで送ってもらう方法に分かれます。
また、以下に紹介する方法は直接住所を教えていなくてもお金の送金ができたりしますが、送った側の住所が相手に表示されるなど、お互いが完全に住所・氏名を秘匿できる手段ばかりではありません。
投げ銭をプレゼント代わりにもらう
- YouTubeのスーパーサンクス、スーパーチャット
- noteの投げ銭システム
- インスタグラムのバッジ機能
- 17Liveのギフト
- ポコチャのギフトアイテム
- BIGO LIVE(ビゴライブ)のギフト
まず、1番目の方法は俗に『投げ銭』と呼ばれる各プラットフォームに備わった機能を利用して、お金をプレゼントしてもらう方法です。
YouTubeのスーパーサンクス、スーパーチャット
YouTubeの動画を視聴して気に入った動画に投げ銭する場合は『スーパーサンクス』を利用しますが、ライブ配信の最中に投げ銭する場合はスーパーチャット(スパチャ)を利用します。YouTubeの投げ銭はGoogleアドセンスで管理人に支払われます。
インスタグラムのバッジ機能
インスタグラムではこの投げ銭機能がバッジ機能と呼ばれ、視聴者が気にいった管理人のバッジを購入することで管理人にお金が入ります。バッジには120円・250円・610円の3種類ありますが、バッジ購入金額は管理人がバッジ機能を利用する際に設定した銀行口座に振り込まれます。
17Liveのギフト
17Liveの視聴が気に入ったライバーに17Live内のみで利用できるギフトを投げ銭としてプレゼントすることができます。ギフトを投げ銭としてプレゼントするには課金してベイビーコイン(120円=130コイン)を獲得しておく必要があります。
プレゼントするギフトはコイン相当額を選択できますが、ライバーの収益になるのはプレゼントされたギフトの一部です。
ポコチャのギフトアイテム
ポコチャでは有料でコインを購入し、コインで獲得したギフトアイテムを投げ銭としてプレゼントすることができます。また、ギフトアイテムをプレゼントする方法はアプリ版とブラウザ版の2種類に分かれおり、システムが異なります。
アプリ版でプレゼントする場合はGooglePlayやAppStoreと連携したクレジットカードやキャリア決済することになりますが、ブラウザ版のほうはクレジットカードやデビッドカードコンビニ決済にも対応しています。
また、プレゼントする側でコインとして扱っていたものが、プレゼントされた側のライバーではダイヤとして計算されます。
BIGO LIVE(ビゴライブ)のギフト
ビコライブにはリスナーが課金して購入できるダイヤというものがあります。ビゴライブでライバーに投げ銭する場合、購入したダイヤで獲得したギフトをライバーにプレゼントする形となります。
ダイヤを購入する方法はビコライブの専用アプリであるbigopayを利用すると33%安く購入できます。bigopayの決済方法はクレジットカード・コンビニ払い・Pay-easyの3種類に対応しています。
また、ビコライブはシンガポールのシンガポールのBIGO TECHNOLOGY が運営する海外プラットフォームなのでダイヤのレートは日々変動しており、ダイヤ代行業者やまとめ買いを利用する他、レートの低い時に購入することでお得に入手することが可能です。
決済代行業者を利用して現金を送金してもらう
- PayPal.me
- YggDore(ユグドア)
- Ofuse(おふせ)
YouTubeやインスタグラムの投げ銭はプラットフォームに設置された機能を利用したものですが、決済代行業者を利用して現金を送金する方法もあります。投げ銭よりも何故か現実感があるというか、プレゼントというよりビジネスライクな趣があります。
PayPal.me
PayPal.meはお互いが知り合いでなくてもSNSやメールを利用して住所の分からない相手に送金することが可能です。逆に自分の住所を知らない相手から自分に対して送金してもらうことも可能です。
お金を送金してもらう側はペイパルアカウントを作成することで独自のURLを相手側に送り、URLをクリックした相手はペイパルアカウントでPayPal.meにログインして送金することができます。
注意点として、PayPalには個人アカウントとビジネスアカウントがあり、個人アカウントに対してクレジットカード決済でお金を送金できないので、相手のアカウントの種類を知っておく必要があります。また、PayPal.meで作成したURLを自分のWebサイトやSNSでシェアすること自体は誰でもできますが、送金した人の住所はお金を受け取った人に表示されます。
詳しい使い方はPayPal公式サイトの『PayPal.Meとは: 使い方・手数料』が参考になります。
YggDore
YggDore(ユグドア)はウェブブラウザにお金を送りたい相手のHPやブログのURLを入力するだけで、あとはユグドアが相手方の本人確認及び送金を済ませてくれるという優れものです。お互いが顔も名前も住所も知らない間柄でも、一切の情報を開示せずにお金のやり取りができます。
OFUSE
決済代行業者と一緒に紹介してしまいましたが、OFUSEは決済代行業者ではありません。厳密には『その他』に属します。OFUSEは応援メッセージを1文字2円でプレゼントできるOFUSEレター・OFUSEコメントというサービスを提供する独自のプラットフォームで、OFUSE側は発生した金額の10%を手数料とすることで成り立っています。
ギフトコードを送ってもらう
- Amazonギフト券
- 欲しいものリスト
Amazonギフト券
Amazonギフト券は古くからプレゼントとして利用されており、ネットで利用するサブスクの入会特典などでも頻繁に利用されています。Amazonから届いたメールに記載されたギフトコードを自分のAmazonアカウントに登録することでAmazonでの買い物に限り利用できます。
欲しいものリスト
Amazonでは『欲しいものリスト』という購入予定の商品をリストとして保存することができますが、実はこのリストを他人と共有することができます。SNSで第3者と『欲しいものリスト』を共有し、第3者が自分に変わって購入することが可能なので、欲しいものを勝ってもらうという形でのプレゼントになります。
『ゆうパックスマホ割』で自宅以外に送ってもらう
『ゆうパックスマホ割』は驚異的なサービスです。『ゆうパックスマホ割』の『かんたんSNSでお届け』という機能を利用するとSNSなどで知り合った顔も名前も住所も全く分からない第3者に物を送ることが可能です。
ただし、お互いが『ゆうパックスマホ割』アプリをスマホにインストールしている必要があることと、物を送られる側が自宅の住所を知られたくない場合には予め送り側に「受取場所選択依頼」を送信してもらうよう了解を得る必要があります。
受け取り側は「受取場所選択依頼」が届くと届け先を郵便局やコンビニなどに設定できるので、これにより自宅住所がバレることはありません。また、入力作業で本名を記入する必要はありません。
バーチャルオフィスで借りた住所に送ってもらう
前項で紹介した『ゆうパックスマホ割』も優れものですが、プレゼントを受け取る側が郵便局やコンビニを指定することで生活圏がある程度バレるというリスクが発生します。気にしない人なら問題ありませんが、ある程度の行動範囲が特定されるため完全に秘匿性が保たれているとは言い難いです。
そこで登場するのがバーチャルオフィスの住所シェアリングサービスです。この方法は最終手段と言ってもよく、事務所に所属しないライバーが身バレ・住所バレを完全に防止する最善の方法となります。
だいたいは年間契約でバーチャルオフィス業者が提供する物件の住所を手紙や宅配物の受取先の住所として利用できるサービスで、バーチャルオフィスの住所に届いた荷物は転送サービスを利用することで自宅に転送してもらうことができます。
★動画配信のライバーから人気の格安バーチャルオフィス
- GMOオフィスサポート
- DMMバーチャルオフィス
- レゾナンス
- NAWABARI
- バーチャルオフィス1
ライバーがバーチャルオフィスを利用してプレゼントなどの送り先住所に利用すると、必ずバーチャルオフィスの実店舗を経由して転送されることになるため、転送手数料や送料の実費負担が発生するケースがほとんどです。つまり、住所・氏名を完全に秘匿できる代わりにそれなりのコストはかかります。
バーチャルオフィスの相場は一概にどうこう言えませんが、最近ではネットショップで必須になる特商法の表記やライバーのファンレターの送り先住所に格安バーチャルオフィスが利用されるケースがかなり増えたため、価格競争が起きて料金は安くなりました。
郵便転送サービスが付帯されたプランになると月額1,000円~3,000円くらいで良心的なプランがたくさん提供されています。各社それぞれ転送頻度や転送手数料の違いに応じて月額料金がことなります。
下記に格安バーチャルオフィス各社の料金プランの概要を紹介します。
NAWABARI
NAWABARIは株式会社ルッチが運営するネットショップでの利用に特化した格安バーチャルオフィスです。
BASEや17Liveとの業務提携しており、ネットショップだけでなくライブ配信プラットフォームのライバーにも利用されるようになりました。
基本料金に郵便物などの転送サービスが付帯されるほか電話番号の利用も可能で、伝言を転送してもらえるサービスも提供しています。利用できる住所は東京の目黒1カ所になります。
料金プラン
- 基本プラン 月額1,078円 随時転送(送料実費負担)
- 伝言預サービス有り、電話番号は特商法の表記に利用可
\紹介コード「wlgcy5」利用で初月無料/
NAWABARI 公式サイト
GMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートは大手GMOグループが運営する格安バーチャルオフィスです。
GMOオフィスサポートは郵便物の転送サービスが付帯されたサービスプランが月額1,650円から利用できます。転送頻度に応じて料金が上がる仕組みで、最大で週に1回の頻度で転送してもらえます。
選択できる住所(全国14カ所)
銀座・渋谷・新宿・青山・秋葉原
目黒・恵比寿・横浜・名古屋・京都
梅田・神戸・博多・天神
料金プラン
- 転送なしプラン 月額660円 転送なし
- 月1転送プラン 月額1,650円 月に1回(送料無料)
- 隔週転送プラン 月額2,200円 2週間に1回(送料無料)
- 週1転送プラン 月額2,750円 週に1回(送料無料)
\初期費用+初年度3ヶ月分の月額料金が無料/
GMOオフィスサポート 公式サイト
DMMバーチャルオフィス
DMMバーチャルオフィスは大手DMMドットコムが運営する格安バーチャルオフィスで17Liveでの利用を推奨していることで有名です。17Liveの認定ライバーに利用特典が付与されています。
DMMバーチャルオフィスで郵便物の転送サービスが付帯されるプランは2種類ありますが、送られてくる頻度や内容によってプランを選ぶ必要があります。
利用できる住所:銀座・渋谷・横浜・名古屋・梅田・天神
料金プラン
- ネットショップ支援プラン 月額660円 ネョップ関連のみ週1回程度転送(送料実費負担)
*銀座店のみ未対応 - ビジネスプラン 月額2,530円 週1回転送(送料実費負担)
\紹介コード【KHL967】利用で初月無料/
DMMバーチャルオフィス 公式サイト
レゾナンス
レゾナンスは東京都内で人気の格安バーチャルオフィスで、最近横浜にも出店したばかりです。
レゾナンスは基本的に会社を法人化したい人のための登記利用を前提としたサービスに特化していますが、週1回の転送サービスも付帯されているためライバーがプレゼントを送ってもらう住所としても利用することができます。
料金プラン
- 月1回転送プラン 月額990円 送料実費負担
- 週1回転送プラン 月額1,650円 送料実費負担
- 利用できる住所:銀座・渋谷・新宿・青山・恵比寿・浜松町・日本橋・横浜
\紹介コード【Tcy-D】利用で初月無料/
レゾナンス 公式サイト
バーチャルオフィス1
バーチャルオフィス1は渋谷と広島の2拠点だけで運営される格安バーチャルオフィスで、渋谷では最安水準のバーチャルオフィスとして有名です。
月額880円の格安プランでも郵便物や宅配物の転送に対応しているほか、必要ならば登記利用も可能です。
利用できる住所:渋谷・広島
料金プラン
- 法人登記・住所利用 月額880円 週1回転送
- 法人登記・住所利用+専用ポスト 月額3,520円 週1回転送
*24時間受取ポストの利用が可能
今後予想されるライブ配信プラットフォームの変遷
私はライブ配信プラットフォームは今後も増え続けると予想していますが、もうひとつ新たな可能性も感じています。
かつて個人で作成するには敷居が高すぎて誰もがお金を払って作成していたネットショップを運営するためのHPが、今ではBASEやSTORESのようなASPカートを利用することで誰でも簡単に作成できるようになりました。
ライブ配信の場合はもう一歩先を行って、個人でブログやWebサイトを持っている人なら誰でも特定のプラットフォームに依存することなく、自分のサイトに独自のライブ配信システムを構築して勝手にファンを集めて集客するのが当たり前の時代が来るのではないかと感じています。
そして、それを簡単に実現するためのツールが一般化され、ツールを無償か格安で提供する事業者とその周辺機能を補うサービス提供業者が利益をあげるという仕組みが成立すると思うのです。
なぜなら、こうやって今書いているブログでさえ、かつては知識が無いと個人が運営するのは簡単ではなかったものが、ワードプレスの登場で世界のウェブマーケティングに衝撃的な楔を打ち込んだ結果、個人でも集客できる仕組みが確立されたという歴史があるからです。
さらに言うと、企業のWEBサイトではSDK(プログラムの機能をパッケージ化したものの総称)の使い方を熟知したプログラマーがいれば自社のサイトにライブ配信システムを組み込むことは可能なため、すでにやる気のある企業は実践しているという事実があります。ただ流行っていないので認知されていないだけです。
ライブ配信はなにもTick tockや17Liveのようなエンターテインメントに利用されるだけが全てではなく、実際のビジネス場面では講義や講演・セミナーといった形式で利用されることも多いです。
ともあれ、情報発信の形がいかに変化したとしても、それがライバーでもユーチューバーでもブロガーでも、住所や氏名を伏せてハンドルネームなどで活動している人の個人情報が無闇に曝け出されることで悪意の第3者による攻撃の的になることを防ぐことは今後も重要な課題であり続けるに違いありません。
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