表参道は渋谷と並びレンタルスペースとバーチャルオフィスのメッカです。ファッションと買い物、そしてITエンジニアの集う街『表参道』。止まることのない円安と低迷する日本経済とは裏腹に、実力のある者はレンタルスペース・バーチャルオフィスを利用することでコストを削減し、起業・会社の設立に成功しています。
そして成功者が次の成功者を生む土壌を作るという正のスパイラルが起きるのもイノベーションの街『表参道』の魅力なのかもしれません。表参道のバーチャルオフィスはかなり多いため全部を紹介するのは難しいですが、格安バーチャルオフィスだけを厳選するとしたらある程度的が絞れます。
今回、表参道の住所が利用できて登記利用も可能バーチャルオフィスで、高くても月額5,000円程度で利用できる業者を探してみたところ、8社(10店舗)みつけることができました。
総合的に比較検討してみた結果、『ユナイテッドオフィス』が最もおすすめできることが分りました。ユナイテッドオフィスは表参道の界隈で最もコスパの高い料金プランを用意しているだけでなく、扱っている物件も外観が綺麗で優れています。
ユナイテッドオフィス表参道店・南青山店
ユナイテッドオフィスは銀座・表参道をはじめ都内9店舗を運営する都内限定のバーチャルオフィスです。利用者に弁護士や税理士などの士業が多いことで有名です。
バーチャルオフィスの運営は認可の下りていない業者は士業が事業を運営できないため、ユナイテッドオフィスは正式に認可の下りたバーにバーチャルオフィスである点、安心して利用できます。
料金設定は大手のバーチャルオフィスと同等に渡り合えるようかなり近似価格が設定されており、最も安いメールボックスプランは月額2,310円で郵便転送や登記利用など必要最低限のサービスは全て揃っています。
ユナイテッドオフィスは料金はもちろんのこと、利用できる物件の美しさや全プランで会議室が利用できること、起業するにあたり設立登記を格安で代行するなど、料金以外の点で差別化が図られています。
ユナイテッドオフィスの料金プランの詳細については、【ユナイテッドオフィスの評判と口コミ~料金プランを他社と比較】が参考にされると良いでしょう。
下記に表参道にあるユナイテッドオフィスの店舗を2つ紹介します。ユナイテッドオフィスの都内9カ所にあるオフィスは全てが駅地下である点は自他ともに誇れる点であり、各オフィスの立地や交通アクセスの良さは評判です。
ユナイテッドオフィスの料金プラン
メールボックス | メールボックス通知 | テレボックスⅠ | テレボックスⅡ | |
初期費用 | 保証金:10,000円、初回登録料:6,000円 |
|||
月額料金 | 2,310円 | 2,818円 | 4,400円 | 7,700円 |
住所利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵便物の転送 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
転送の回数 | 週1回 | 週1回 | 週1回 | 週1回 |
海外に転送 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
登記利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会議室の利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵便物の通知 | × | マイページで確認 | ||
電話の転送 | × | × | 03番号(着信のみ) | |
共有FAX |
× | × | 〇 | 〇 |
電話秘書代行 | × | × | × | 20コールまで無料 |
物件の詳細とアクセス
住所:渋谷区神宮前6-29-4 原宿komiyaビル 物件:原宿こみやビル 8階建 アクセス:東京メトロ副都心線/ 明治神宮前 徒歩1分 |
表参道ストーリーズ
表参道ストーリーズはバーチャルオフィスの激戦区である表参道で最も難しい最安値に挑戦しています。現在、渋谷では月額880円のバーチャルオフィスが最安値ですが、表参道で月額880円は表参道ストーリーズだけです。
しかも表参道ストーリーズの月額880円ミニマルプランは基本料金に登記利用が含まれています。つまり、月額880円で登記利用が可能な住所をシェアできるのです。ただし、ミニマルプランには郵便転送サービスが付帯されません。この点、他者サービスでの多くで最安プランに郵便転送サービスが付帯されながらも登記利用できない点と異なります。
また、ワンランク上のスタンダードプランも魅力的です。スタンダードプランは利用できる住所が青山に限定される点を除くと大手のバーチャルオフィスの月額料金とほぼ同価格を提示できています。
むしろ、どうしても青山をはじめとした表参道の住所を利用したいユーザーにとっては、数百円程度の料金差など大きな問題ではなく、表参道ストーリーズを選択するほうがよほどメリットがあるでしょう。
なお、表参道ストーリーズの料金プランの詳細については、表参道ストーリーズの評判・口コミと料金プラン【月額880円で登記利用】が参考になります。
表参道ストーリーズの料金プラン
ミニマルプラン | スタンダードプラン | ビジネスプラン | |
初期費用 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
月額 | 880円 | 2,680円 | 5,980円 |
郵便物の転送 | × | 月1回 | 月1回 |
郵便物の到着通知 | × | LINE通知 | LINE通知 |
転送費用 | × | 無料 | 無料 |
登記利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
ロッカーの利用 | × | × | 〇 |
利用できる住所 | 東京都港区南青山 |
物件の詳細とアクセス
住所 | 東京都港区南青山5-1-25 |
物件 | メゾンドラミア 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC) 12階建(B1階) |
築年月 | 1977年7月 |
アクセス | 東京メトロ半蔵門線 表参道 徒歩1分 |
連絡先 | 03-6811-0919 |
ワンストップビジネスセンター表参道店
全国展開のバーチャルオフィスの旗頭としてなおバーチャルオフィス業界を牽引するワンストップビジネスセンターですが、表参道にも店舗を持っています。
最も安いエコノミープランでさえ月額5,280円もするということで、格安バーチャルオフィスのなかでは比較的料金が高いことで有名なワンストップビジネスセンターですが、運営歴の長さと利用者数の多さからバーチャルオフィス運営のノウハウを知り尽くしていると言っても過言ではありません。
そのため、ネット上の関連コンテンツの多くもワンストップビジネスセンターによるものが多いのも事実です。ただし、ワンストップビジネスセンターはこれだけ知名度が高く利用者が多いと言っても銀行と業務提携できるほどの資本や信用までは持ち合わせていないのが実情で、その点は大手バーチャルオフィスには及びません。
詳細については、ワンストップビジネスセンターの口コミ評判~料金プランを他社と比較が参考になります。
とは言うものの、バーチャルオフィスで会社を設立すると地域の銀行に足を運ぶ必要もあることから、住居から近い住所が利用できるバーチャルオフィスを利用したいというニーズは絶対になくなることはなく、全国展開しているというスケールメリットはかなり大きな武器であることに間違いありません。
このことからワンストップビジネスセンター表参道店を法人として利用するなら都内や都内近郊の人が利用するのに向いています。
ワンストップビジネスセンターの料金プラン
エコノミー | ビジネス | プレミアム | |
初期費用 | 10,780円 | ||
月額 | 5,280円 | 9,790円 | 16,280円 |
一年契約割り | 1カ月分無料 | ||
最低契約期間 | 半年 |
||
法人登記 | 可能 | ||
口座開設 | 可能 | ||
銀行紹介制度 | みずほ銀行青山支店、GMOあおぞらネット銀行 | ||
郵送物の転送 | 可能 | ||
郵便物の転送頻度 | 週に1回 | ||
郵便物の転送料金 | 100gまでは無料、100gを越えると実費負担 | ||
会議室の利用 | 1時間1,100円で6~8人部屋を利用可能 | ||
マイページ | 有り | ||
来客対応 | 可能 | ||
電話の転送 | 不可 | 03・050番に無料で転送 | |
共有FAXの転送 | 不可 | 03・050番でPDFをメールで無料転送 | |
電話の代行 | 不可 | 不可 | 1コール220円 |
物件の詳細とアクセス
住所:東京都港区南青山5丁目17−2 建物:南青山シドニービル 地上11階 アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅B1出口より徒歩5分 |
karigo表参道店
karigoも全国展開のバーチャルオフィスとして有名です。大手のバーチャルオフィスのように日本の主要都市だけを網羅したバーチャルオフィスはありますが、地方の大都市でもない地域まで掌握しているバーチャルオフィスは非常に少数です。
地方のバーチャルオフィスは地域密着型のバーチャルオフィスが幅を利かせる傾向があり、それは地銀とのコネクションを構築しやすいことと大きな関係があります。法人としてバーチャルオフィスを利用する場合、利用する住所と同じ地域の銀行に足を運んで口座開設を申し込む必要があるため、どうしても地域事情に詳しい地元バーチャルオフィスが有利になります。
ところで、karigoは利用者が法人口座を開設するにあたり一切のサポートは提供しません。提供体制が無いのです。問い合わせたところ、公式サイトにあるGMOあおぞらネット銀行の法人口座開設のリンクは、別に提携関係にあるから掲載しているわけではないとのことで、利用者の利便性を図ってリンクを設置しているだけだそうです。
なお、karigoを利用する際は注意が必要です。最も安いWHITEプランは個人と法人で月額料金が異なりますが、個人でもネットショップの運営に住所を利用する場合は法人の料金が適用されます。つまり個人でネットショップ運営にkarigo表参道店を利用する場合は月額5,500円が適用されます。
karigoの詳細については、Karigo(カリゴ)の口コミと評判~料金プランを他社と比較も合わせて読まれると参考になります。
karigo表参道の料金プラン
WHITE | BLUE | ORANGE | |
入会金 | 5,500円 | 11,000円 | 19,800円 |
月額料金 | 個人:3,300円 法人:5,500円 |
11,000円 | 16,500円 |
住所利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
荷物の受け取り | 〇 | 〇 | 〇 |
登記利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
電話の転送 | × | 〇 | × |
電話の代行 | × | × | 〇 |
物件の詳細とアクセス
住所:東京都港区南青山(青山通り 国道246沿い) アクセス:東京メトロ銀座線 表参道駅 徒歩2分 地図:詳しい住所は契約後に開示 |
カスタマープラス青山アネックス・青山プレミアム
カスタマープラスは都内カ所に店舗をバーチャルオフィスで11店舗のうち6店舗は自社所有物件です。そして今回紹介するカスタマープラス青山プレミアムがそれに該当します。
バーチャルオフィスを運営する業者の大多数は不動産の所有者から借り受けた物件の住所を特定多数の人に貸し出す(転貸)という形態で運営していますが、厳密には転貸運営は不動産の所有者の経営状況に左右されるため万全の体制とは言えません。
ただし、自社所有物件でバーチャルオフィスを運営している限り他人の都合で事業を畳むということはないので、もしもの時も突然利用者に解約を迫る事態にはなりません。自社所有の場合は物件を売却するにしても現在運営している事業との兼ね合いも考慮するので、急に使えなくなるといったことが起きる確率が極めて低いのです。
また、自社所有物件で運営されるバーチャルオフィスはけっこうどっしりと構えています。理由は物件が自社所有なので賃料を払う必要がなく、固定資産税や事業の運営費だけで済むからです。自社所有物件で運営しているバーチャルオフィスは会社にもよりますがあまり安売りをしないのも特徴的です。
カスタマープラスの詳細については、【カスタマープラス】新宿で会社設立代行が無料のバーチャルオフィスも合わせて読まれると参考になります。
なお、カスタマープラスの料金プランは全部で5プラン用意されていますが、最もニーズがあるのは住所プラン・電話転送プラン・秘書代行ぷらんの3つです。そのため、下表にはこの3つのプランの内容を紹介します。
- 住所プラン
- 電話転送プラン
- 秘書代行プラン
- そのまんま接続プラン
- 海外発送プラン
カスタマープラスの料金プラン
下表は『住所プラン』・『電話転送プラン』・『秘書代行プラン』の内容となります。
住所プラン | 電話転送プラン | 秘書代行プラン | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
短月契約の月額 | 5,217円 | 30,000円 | 30,000円 |
1年契約の月額 | 4,802円 | 10,434円 | 28,611円 |
登記 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵便物の転送 | 〇 | 〇 | 〇 |
FAXの転送 | 〇 | 〇 | 〇 |
オフィス利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
マイページ | 〇 | 〇 | 〇 |
電話転送 | × | 〇 | 〇 |
電話代行 |
× | × | 〇 |
物件の詳細とアクセス
住所:東京都港区南⻘⼭(詳細は契約後に開示) 物件:青山アネックス アクセス:青山一丁目駅(銀座線・半蔵門線・大江戸線)から徒歩1分 |
住所:東京都港区南⻘⼭(詳細は契約後に開示) 物件:青山プレミアム アクセス:青山一丁目駅から徒歩1分 |
青山アネックスと青山プレミアムは同一ビルで運営されています。ただし、青山プレミアムは自社物件としてビルの一角を区分所有して運営されています。
渋谷表参道ライズオフィスバーチャル
ライズオフィスバーチャルは都内5店舗運営しているバーチャルオフィスで、取り扱っている物件はどれも一等地ばかりです。
- 渋谷表参道ライズオフィスバーチャルオフィス
- 青山ライズオフィスバーチャル
- 麻布十番ライズオフィスバーチャル
- 飯田橋ライズオフィスバーチャル
- 西新宿ライズオフィスバーチャル
この記事では表参道と青山にある2店舗だけを紹介しますが、ライズオフィスについてより詳しく知りたい方は、RISE OFFICE(ライズオフィス)の評判~料金プランを他社と比較も合わせて読まれると参考になります。
ライズオフィスバーチャルの料金プラン
ミニプラン | ライトプラン | ライトプラン +法人登記プラン |
ライトプラン +法人登記 +電話秘書プラン |
|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額 | 990円 | 2,750円 | 3,850円 | 7,150円 |
最低契約期間 | 6カ月 | 3カ月 | 3カ月 | 3カ月 |
住所利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
郵便物の転送 | × | 週1回 宅配で着払い |
週1回 宅配で着払い |
週1回 宅配で着払い |
オプション利用 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
登記利用 | × | × | 〇 | 〇 |
電話秘書 | × | × | × | 〇 |
決済方法 | カード | カード | カード | カード |
物件の詳細とアクセス
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目7−14 物件:VORT AOYAMA 6階建 アクセス:渋谷駅 徒歩9分 / 表参道駅 徒歩7分 |
HarborS表参道
表参道で月額5,280円で住所利用ができるバーチャルオフィスにHarborS表参道という業者が有ります。表参道ではけっこう有名です。
HarborS表参道のHarborSにはコニュニティー名としての意味合いも込められていて、HarborS表参道は単なるバーチャルオフィスではなく、ITエンジニアやITエンジニアを志す学生が集えるコミュニティーとの接点としての役割を期待して運営されているようです。
Harbor表参道の月額料金5,280円には住所利用以外のサービスがなにも付帯されておらず、郵便手相・電話転送・登記利用等々、必要な機能は全て追加料金を払って付け足す仕組みになっています。
つまり、基本プランの機能は住所利用だけで、他に必要なモノはすべてオプションを利用することになります。オプションの詳細は下記に紹介しますが、法人として会社を運営するうえで最低限必要なサービスはだいたい揃っています。
オプションに会議室やロッカーの利用が含まれていますが、このことから表参道や渋谷をメインに人的交流を図りながら、チャンスがあればHarbors表参道の会議室を利用するというITフリーランスのワークスタイルに合わせたサービス設計がされていることが伺われます。
Harbors表参道の料金プラン
*住所利用以外に必要なサービスは全て別料金(オプション)となります。
利用できるオプション一覧
- 郵便物の転送 月額3,300円 転送頻度:週1回
- 専用ポスト 月額2,200円 24時間・365日使用可能
- 電話の転送 月額2,200円 03番号(着信専用)が付与されます。
- 登記利用 月額2,200円 利用できる住所:港区南青山
- 会議室の利用 3,300円/1時間
- レンタルロッカー 月額2,200円
HarborS表参道で利用できる住所について
Harbors表参道で利用できる住所は下記の住所に枝番が付いたものになります。枝番が付くことで同じ住所でも他の利用者と住所を区別できるため、同一視されるのを防ぐことができます。
Harbors表参道についてより詳しく知りたい方は、HarborS(ハーバーズ)表参道の口コミと評判~料金プランを他社と比較も合わせて読まれると参考になります。
物件の詳細とアクセス
住所:東京都港区南青山3丁目15−9 MINOWA表参道 3階 物件:MINOWA表参道 地上4階・地下1階 アクセス:表参道駅 徒歩3分 |
表参道で一番おすすめできる格安バーチャルオフィスは『ユナイテッドオフィス』
以上、表参道で登記利用におすすめの格安バーチャルオフィス8社(10店舗)紹介しましたが、各社の料金プランを見れば一目瞭然ですが、どこもギリギリまで料金を下げて頑張っていることがよく分かります。
表参道は地価も高く人気エリアなこともあり、バーチャルオフィスを運営している業者もサービスを充実させるとどうしても料金を上げざるを得ない状況に追い込まれます。
ところがユナイテッドオフィスは月額2,310円~という驚異的な安さで郵便転送と登記利用が込のサービスを提供している事実は見事としか言いようがありません。
また、このユナイテッドオフィスは表参道に限らず都内の人気エリアにも出店していることもあり、表参道に限らず都内の有料物件を多数扱っているのは高得点です。
\都内9カ所の一等地が月額2,310円/
ユナイテッドオフィス 公式サイト
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