この記事では全国展開のコワーキングスペースとして有名なfabbitのバーチャルオフィスプランについて口コミや評判の他、料金プランを他社サービスと比較した内容やおすすめプランについて紹介します。
fabbitは現在新規入会キャンペーンを積極的に行っています。fabbitは外国人の利用客にも英語や中国語などでスムーズに対応できる国際基準を満たしたブランチをいくつも用意しており、博多のfabbit Global Gatewayは世界との懸け橋的な役割を担う大きな存在として注目を集めています。
ところで、近年レンタルオフィスやコワーキングスペースだけに注力してきた業者がバーチャルオフィスにも注力する傾向が目立ち始めましたがfabbitも例外ではありません。
fabbtiは自社が運営する全国のコワーキングスペースの中から15店舗に限りバーチャルオフィスとして利用できる体制を整え、新規のユーザー獲得を目指してキャンペーンを行っています。
キャンペンーンの内容は2023年12月31日までの新規利用者限定で、基本月額が3,980円になるという破格の待遇です。
なお、キャンペンーンは新規で半年以上の契約で入会した場合に限られます。
fabbitバーチャルオフィスの運営会社は株式会社システムソフト
株式会社システムソフト
〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目 6 番 1 号
朝日生命大手町ビル 2 階
総合案内: 0120-753-361(受付時間 平日9:00 – 18:00)株式会社システムソフト公式サイトより引用
fabbitを運営するのは、株式会社システムソフトというIT企業です。fabbitはもともと2017年に創業支援を会社として設立されましたが、2021年に株式会社システムソフトと合併しています。
バーチャルオフィスを運営する会社にIT企業が多いのは、コワーキングスペースなどレンタルスペースを利用する人達やITフリーランスの働き方が非常に親和性の高いからで、渋谷のポケットオフィスのようにIT企業がバーチャルオフィスを運営しているケースは少なくありません。
今は店舗を確保して、維持費を捻出する経済力さえあればどんな会社でもバーチャルオフィスに参入できる状態なので、もともと不動産ビジネスを運営していた業者もこぞってバーチャルオフィス業界に参入している状態です。
IT×フリーランス×創業支援、これらはバーチャルオフィス業界で今後も変わらぬキーワードとして生き続けることでしょう。
fabbitバーチャルオフィスの口コミと評判
fabbit:TRIEL東京の口コミ
この場所でこの価格は凄い。 アドミの方も素敵で、ずっと契約していたいと思える出典:グーグルマップ
5
カルチャー系や女性の方が多く、雰囲気が明るいのが良いですね。 コワキーングスペースは、不特定多数の方が出入りするイメージがあったのですが社員の方やスタッフの方が常駐し雰囲気やマナーなどの質を維持しているのかもしれませんね。出典:グーグルマップ
fabbit京橋の口コミ
あまり席数も少なく、ビデオ通話などをしていると止められてしまうこともあったため、黙々と作業をする向けのスペースだと思います。オーナーからの返信 1 年前ご利用いただきまして、ありがとうございました。京橋はフリースペースが比較的小さいため、ビデオ通話などはイヤフォンのご利用をお願いしております。会議室もございますので、よろしければぜひご活用ください。出典:グーグルマップ
fabbit狛江の口コミ
普段は自宅で仕事をしており狛江・喜多見近郊でシェアオフィスを探したところほぼ唯一こちらだけだったので利用しています。周りに落ち着いて仕事をするカフェが少なく、プロントなどはいつも混み合っているためカフェ難民化していました。 2021年に新しくできたシェアオフィスということで、清潔感、広さ共に申し分ないです。また、席数の空きも多く自分が使いたいスペースを利用できています。ドリンクはカプセルのコーヒーなどがあり月額ユーザーは無料。 もう少し早く試してみればよかったなと感じるくらい快適です。出典:グーグルマップ
コワーキングスペースの口コミばかりでしたが、好印象を持っている利用者がかなり多いことが分かりました。店舗が綺麗なことやスタッフさんの対応が良いといった内容が目立ち、外国人の方の口コミも高評価でちらほら見つかったことから、スタッフも外国語に対応しているハイレベルなサービスであることが分かります。
fabbitはサービス内容はもとより、格安バーチャルオフィスよりもワンランク上の物件を確保しているので、その点は利用者の満足度にも反映されているのが見て取れます。
なお、Twitter上ではfabbitがバーチャルオフィスを始めたことを話題にしている呟きはたくさん見られましたが、実際の利用者の感想はまだみつかっていません。
fabbitバーチャルオフィスの料金プランは店舗によって全く異なる
基本プランは店舗によってサービス内容も異なるため、基本料金も店舗ごとに若干異なります。
初期費用、月額、サービス内容、登記にかかる費用、キャンペーン適用の有無など店舗ごとに異なるので注意が必要です。
店舗ごとに料金プランがバラバラで分かりにくいので表で一覧にして整理してみました。
全国15店舗の料金プラン
全国で15店舗のバーチャルオフィスを利用できますが、今回のキャンペーンの対象外の店舗が3店舗あります。
fabbit日本橋、TERIEL東京、fabbit神戸三宮、この3店舗はキャンペーン適用外なので注意して下さい。
銀座その他 | 狛江 | 日本橋 | TERIEL東京 | |
初期費用 | 22,000 | 22,000 | 33,000 | 22,000 |
月額 | 11,000 | 11,000 | 11,000 | 3,828 |
キャンペーン価格 | 3,980 | 3,980 | × | × |
登記 | 11,000 | 3,980 | 0 | 0 |
郵便受取 | 1,100 | 1,100 | 0 | 0 |
郵便転送 | 1,980 | 1,980 | × | 2,178 |
専用FAX | 1,078 | × | × | 1,078 |
電話転送 | 1,188 | × | × | 1,188 |
電話代行 | 5,500 | × | × | 5,500 |
なお、一覧には福岡にはfabbit Grobal GateWay×2店舗を記載していません。料金が米ドル換算で表示されており、変動するため正確な料金が把握できないためです。
また、上記の表で『登記』という項目がありますが、レンタルした住所を法人登記したあとで追加されるオプション料金となります。
都内でfabbitのバーチャルオフィスを利用するなら『TRIEL東京』が絶対にお得!
fabbitのバーチャルオフィスは借りた住所を登記すると、月額料金が0円~11,000円高くなります。登記をしてからのコストや利用可能なオプションの有無を総合的に判断すると、TRIEL東京の料金プランが最もコスパが良いです。もしも表に示されたオプションを全て利用したとしても、月額13,764円です。
TRIEL東京のサービスを登記利用で最も安くカスタマイズすると、下記の組み合わせが最も合理的です。
- 基本料金:月悪3,828円
- 郵便転送:月額2,178円
- 登記利用:0円
もちろん初期費用は必要ですが、月額5,006円で継続利用できるのはかなり魅力的です。
電話代行のような贅沢なサービスがなくても電話転送サービスだけで良い人もいるはずなので、電話転送サービスも付け足すと5,500円もコスト削減できるので、月額8,264円までコストダウンすることができます。
TRIEL東京は今回のキャンペーン対象店舗ではありませんが、もともと基本料金が低めに設定されているので、いつ入会しても基本料金が月額3,820円で超お得です。
fabbitの料金プランを同じ価格帯の他社サービスと比較
せっかくなので、fabbitの料金プランを他社サービスと比較することで今回のキャンペーンがどれだけ魅力的かアピールしようと思います。
下表は格安バーチャルオフィスでは高めの料金だとされる【nex THE HUB】の新宿オフィスとワンストップビジネスセンターの2社をfabbitのTRIEL東京の料金プランと比較したものです。
TERIEL東京 |
THE HUB 新宿 |
ワンストップビジネスセンター | ||
エコノミープラン | ビジネスプラン | |||
初期費用 | 22,000円 | 33,000円 | 10,780円 | 10,780円 |
月額 | 3,828円 | 6,600円 | 5,280円 | 9,790円 |
登記 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
郵便受取 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
郵便転送 | (2,178円) | (2,750円) | 0円 | 0円 |
専用FAX | (1,078円) | × | × | 03・050番に転送 |
電話転送 | (1,188円) | (2,200円) | × | 03・050番に転送 |
電話代行 | (5,500円) | × | × | × |
*()で表示された金額は基本料金とは別のオプション料金となります。 |
【登記利用+郵便転送サービス】で比較した場合
TRIEL東京の料金プランは基本料金に必要な機能だけを追加するタイプなので、最も安く利用しようとすると月額3,820円で登記利用することが可能です。ただし、登記利用で郵便転送サービスを利用しないのは現実的ではないので、郵便転送サービスも利用すると月額5,006円で登記利用することができます。なお、転送費用は実費負担です。
- TRIEL東京 6,006円
- THE HUB新宿 9,350円
- ワンストップビジネスセンター(エコノミー) 5,280円
一方、ワンストップビジネスセンターのエコノミープランは月額5,280円に登記利用と郵便物の転送サービスが含まれますが、ワンストップビジネスセンターでは郵便物の転送にかかる費用が100gまで無料となっています。
fabbitのTRIEL東京とワンストップビジネスセンターのエコノミープランのどちらがコストパフォーマンスが良いかと言うと、郵便物が届く頻度の違いによります。郵便物の転送頻度が多ければ転送費用がほぼ無料で住むワンストップビジネスセンターのほうがコスパが良くなりますが、頻度が少なければTRIEL東京のほうが月額料金で安くなります。
【THE HUB新宿】は同じ条件で比べるこのなかでもっとも高額で1万円を超えてしまいます。
【登記利用+郵便転送サービス+電話転送サービス】で比較した場合
前述の比較基準に電話の転送サービスを付け足すとどうなるでしょうか。
TRIEL東京の場合、基本料金に郵便転送サービスと電話転送サービスを付け足すと、月額6,194円になります。
ワンストップビジネスセンターの場合、電話転送サービスはビジネスプラン以上でしか利用できないため、ビジネスプランの月額9,790円が必要になります。
【THE HUB新宿】は電話転送を付け足すとこれらの中で最も高額になります。
- TRIEL東京 6,194円
- THE HUB新宿 11,550円
- ワンストップビジネスセンター(ビジネスプラン) 9,790円
なんと、格安バーチャルオフィスが高級バーチャルオフィスよりも高くなってしまうという逆転現象が起きてしまいました。
fabbit TRIEL東京では常時格安の基本料金を提示することで新規のバーチャルオフィス加入者を募集しています。
fabbitで利用できるバーチャルオフィスは15拠点
fabbitはコワーキングスペースとバーチャルオフィスを運営していますが、店舗によってコワーキングスペースとバーチャルオフィスを平行運用している場合と、コワーキングスペースだけ運営しているケースに分かれます。
また、公式サイトもコワーキングスペースとバーチャルオフィスでドメインを別にしているため、サイトが分かれています。
コワーキングスペースの店舗は全国22カ所・海外3カ所
いずれの店舗も主要都市の一等地をおさえています。
この記事ではバーチャルオフィスの情報をメインに紹介する趣旨ですので、コワーキングスペースの店舗の詳細は割愛させて頂きます。下記は国内・国外のコワーキングスペースの数と場所になります。
- 東京9カ所
- 大阪4カ所
- 福岡6カ所
- 兵庫1カ所
- 愛知1カ所
- 広島1カ所
- 海外3カ所
バーチャルオフィスで利用できる店舗は全国15カ所
バーチャルオフィスで利用できる店舗の住所はコワーキングスペースの店舗と重複しており、全部で15店舗になります。詳細は下記の通りです。
- fabbit銀座 東京都中央区銀座1-15-4銀座1丁目ビル7F
- TRIEL東京 東京都中央区日本橋2-1-17丹生ビル2F
- fabbit京橋 東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル2F
- fabbit日本橋 東京都中央区日本橋本石町2-1-1アスパ日本橋オフィス
- fabbit青山 東京都港区赤坂8-4-14青山タワープレイス8F
- fabbit狛江 東京都狛江市元和泉1丁目1-2エコルマ22F
- fabbit栄 愛知県名古屋市中区栄3-15-27いちご栄ビル9階
- fabbit新大阪 大阪府大阪市淀川区西中島7丁目1-29 新大阪SONEビル4.5.6F
- fabbit Grobal GateWay “Osaka Honmachi” 大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F
- fabbit神戸三宮 兵庫県神戸市中央区八幡通4-2-12カサベラFRⅡビル10階
- fabbit広島駅前 広島県広島市南区京橋町1-7アスティ広島京橋ビルディング1,2F
- COMPASS小倉 福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1AIMビル6F
- fabbit宗像 福岡県宗像市栄町2-1 2F
- fabbit Grobal GateWay “ACROS Fukuoka” 福岡県福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡1F
- fabbit Grobal GateWay “Hakata Ekimae” 福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1 福岡朝日ビル1F
なお、fabbitで運営している上記15店舗のバーチャルオフィスについて、該当地域の他社バーチャルオフィスと比較して吟味したい場合は、下記の関連記事が参考になります。
東京都内
(fabbit銀座・TRIEL東京・fabbit日本橋・fabbit京橋・fabbit青山・fabbit狛江)
名古屋
(fabbit栄)
大阪
(fabbit新大阪・fabbit Grobal GateWay “Osaka Honmachi”)
神戸
(fabbit神戸三宮)
広島
福岡
(COMPASS小倉・fabbit宗像・fabbit Grobal GateWay “ACROS Fukuoka”・fabbit Grobal GateWay “Hakata Ekimae”)
fabbitバーチャルオフィスのデメリット
fabbitのデメリットは料金が安くないことです。
fabbitは格安バーチャルオフィスではありませんでしたが、TRIEL東京をはじめとする一部店舗で格安プランの提供をはじめたばかりです。
fabbitのバーチャルオフィスは全国15カ所で利用可能ですが、全般的に格安バーチャルオフィスの料金帯よりも高めに設定されており、事業をスタートアップするために初期費用を低く抑えたい人には向いていません。
fabbitバーチャルオフィスを利用するメリット
fabbitのメリットは、ズバリ高品質なサービスをお得な価格で利用できることと、高級物件を扱っているので自信を持って住所を見せることができることです。
バーチャルオフィスの利用する人の多くはレゾナンスや大手のDMMバーチャルオフィス、GMOオフィスサポートなどの有名な格安バーチャルオフィスを選択しますが、よりハイクオリティーな満足感を充足させようとすると、どうしても1万円前後になってしまいます。
fabbitが提供するキャンペンーン価格は月額料金だけの割引となりますが、TRIEL東京のバーチャルオフィスを利用すれば、キャンペーン適用なしでも1万円以内で郵便物の転送サービスから電話の転送サービスまで付帯されたハイクオリティーなサービスが利用できてしまいます。
収益も安定してワンランク上のサービスを味わいたいと考えるなら、fabbitの利用を検討されてみることをオススメします。
なお、fabbitの他のほかにも全国から幅広くバーチャルオフィスを探される場合は、全国の激安・格安バーチャルオフィス19選!登記の可否やメリット・デメリットを比較を参考にされると良いでしょう。
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