バチこの記事では日本各地に存在する月額500円で利用できるバーチャルオフィスを15社厳選し、料金プランとメリット・デメリットを解説しています。
月額500円という信じられない安さで利用できるバーチャルオフィスがありますが、料金が安い反面メリットだけでなくデメリットがあるのも事実です。
なお、月額500円とは言いましたが、なかには月額300で利用できるバーチャルオフィスが7社含まれます。
月額500円で利用できるバーチャルオフィス比較15選!
下記が500円以内で利用できるバーチャルオフィスの一覧です。
*料金は税別で表記しています。
業者 | 月額料金 | 初期費用 | 住所 | 登記 |
METSオフィス |
270円~ | 3,850円 |
|
× |
和文化推進協会 |
500円 | 0円 | 京都市 | × |
スタートアップ |
500円 | 5,000円 | 南青山 | 〇 |
オフィスゼロワン |
500円 | 5,000円 | 板橋区常盤台 | 〇 |
BLOOM(ブルーム) |
500円 | 5,000円 | 西新宿 | 〇 |
グリーントラストサポート |
500円 | 5,000円 | 札幌市 | × |
サテライト札幌 |
500円 | 5,000円 | 札幌市 | 〇 |
サテライト沖縄 |
500円 | 5,000円 | 那覇市 | 〇 |
コワーキングスペースminato |
500円 | 0円 | 長崎市 | 〇 |
TAPIOCA(タピオカ) |
480円 | 5000円 |
|
〇 |
R INNOVATION |
500円 | 5,000円 |
|
× |
バーチャルオフィスBIZ |
500円 | 0円 | 京都市 | 〇 |
ビズアシスト大阪 |
500円 | 5,000円 | 大阪市中央区 | 〇 |
オールワン名古屋 |
500円 | 5,000円 | 名古屋市中区 | 〇 |
スクエア東京 |
500円 | 5,000円 | 渋谷 | 〇 |
結論を言うと、月額500円で利用できる上記12件の格安バーチャルオフィスはほとんどが問題なく利用できますが、著しく評判が悪かったり郵便転送に関してペナルティーが厳し過ぎておすすめできない業者もあります。
筆者の個人的な見解では、METSオフィス・和文化推進協会の2社がおすすめです。
その理由は明確です。
自己所有の物件の住所を業界最安値で利用できるから。
基本料金に住所だけでなく電話番号の利用も付帯されるから。
今回紹介するバーチャルオフィスについて全て目を通せば分かりますが、上記2社のように他社より突出したメリットを持つワンコインバーチャルオフィスは全国どこを探しても存在しません。
それでは、次の項目から全国の500円バーチャルオフィスの料金プランについて順番に解説していきます。
METSオフィス
METSオフィスは都内4カ所の住所を利用できる新宿で有名なバーチャルオフィスで、月額270円のライトプランは国内で安さNO.1となります。
これは割引価格でもなければキャンペーン適用価格でもなく、通常料金で、初年度の初期費用は4,750円という驚異的な価格となります。
さらにMETSオフィスのバーチャルオフィスで提供する住所の物件は全て運営会社であるオリンピア興行の自社所有物件なので、経営基盤が安定しているという大きなメリットがあります。
METSオフィスについてより詳しく知りたい方は、METSオフィスの評判と口コミ~月額300円の料金プランを他社と比較も合わせて読まれると参考になります。
ライトプランの料金
METSオフィスのメリット・デメリット
メリット
デメリット
和文化推進協会
和文化推進協会は京都にある一般社団法人が運営するバーチャルオフィスで、もともとハンドメイド作家が自分の作った作品をネットで出品するためのプラットフォームだったものです。
和文化推進協会のバーチャルオフィスでは京都の住所限定で利用できます。和文化推進協会の詳細にていてはこちらの記事が参考になります。
和文化推進協会の朱雀なえもんプラン
利用料 | 年会費6,000円のみ |
最低契約期間 | 1年 |
郵便物の転送 | 〇 |
転送頻度 | 週1回 |
転送費用 | 実費負担 |
電話の伝言預り | 〇 |
登記利用 | × |
口座開設 | × |
利用できる住所 | 京都 |
和文化推進協会は、初年度は6,000円の入会金を払うだけで月額料金は無料となります。
また、2年目からは年会費6,000円を払うことで年間契約を継続できるようになっているので、初年度から6,600円を払い続けるだけで済むようになっています。
1・個人がこれから登記利用をする場合
50%割引きの条件1
個人で登記利用を希望し、和文化推進協会の住所を登記利用することと納税地を京都市に指定することで50%割引が適用されます。(割引適用は初年度のみ2年契約に限ります)
50%割引きの条件2
個人でバーチャルオフィスを利用していた人が和文化推進協会のバーチャルオフィスに引っ越してきた場合、条件1とは別に50%割引が適用されます。(割引適用は初年度のみ2年契約に限ります)
個人で和文化推進協会のバーチャルオフィスを新規で利用する人で、上記の条件1と条件2を両方満たす場合、50%割引×2で100%割引となり、利用料が0円となります。ただし初年度のみの適用となります。
もしも条件1だけが適用された場合は50%割引のみとなるため、月額250円での利用となります。
2・すでに法人を運営していて新たに和文化推進協会を利用する場合
和文化推進協のバーチャルオフィスをすでに法人を設立している人が新たに利用する場合、下記の2つの条件を同時に満たすことで利用料が0円になります。
条件1
すでに法人として会社を登記している人が新規で和文化推進協会のバーチャルオフィスを登記利用し、和文化推進協会の住所を本店所在地として登記すること。
条件2
和文化推進協会のバーチャルオフィスを利用しはじめてから、和文化推進協会に所属する士業会員(税理士・司法書士など)に1年間に最低1回以上業務を依頼すること。
上記2点の条件をクリアした場合に限り、登記しないで普通に利用する場合と同じ料金で利用できる仕組みになっています。これは京都市に税収を呼び込むための施策として実施している事業で、行政(京都市)からも歓迎されています。
和文化推進協会のメリット・デメリット
メリット
デメリット
朱雀なえもんプラン~月額550円で住所利用のみ!
和文化推進協会 朱雀なえもんプラン
士業支援プラン~これから登記利用される方はこちら!
和文化推進協会 士業支援プラン(個人)
士業支援プラン~すでに法人の方はこちら!
和文化推進協会 士業支援プラン(法人)
スタートアップ
スタートアップは株式会社プロスペックが運営するバーチャルオフィスで、当初は青山の住所利用だけでしたが今では渋谷にも店舗を出しています。
東京では数少ない月額500円のワンコインバーチャルオフィスとして有名ですが、料金の安さゆえに継続が危ぶまれたり、特定他社から妬みの声があるのも事実です。
スタートアップについてより詳しく知りたい方は、格安バーチャルオフィス【スタートアップ】の料金プランと評判も合わせて読まれると参考になります。
スタートアップの料金プラン
*料金は税抜き表示です
起業応援プラン | プランA | |
初期費用 | 0円 | 5,000円 |
月額料金 | 300円 | 500円 |
最低契約期間 | 1年 | 1年 |
利用できる住所 | 渋谷の | 港区南青山、渋谷 |
郵便物の転送 | 宅配便のみ対応 | 週に1回 |
転送物の通知 | × | オプション利用で可能 |
転送料金 | × | 手数料200円/1件 +切手代実費負担 |
郵便転送が不要 | × | 破棄も可能 |
宅配便の転送 | 〇 | 〇 |
宅配便の転送料金 | 実費負担 | 実費負担 |
法人登記 | × | 〇 |
登記後の月額 | × | 変更なし |
個人事業主登録 | 〇 | 〇 |
サイトに掲載 | 要画像処理 | 要画像処理 |
特商法の表記 | 〇 | 〇 |
私書箱利用 | 記載なし | 〇 |
入会審査 | 有り | 有り |
海外在住 | × | × |
法人口座開設 | × | 〇 |
決済方法 | クレジットカード ( VISA、MASTER、JCB、AMEX) |
スタートアップのメリット・デメリット
メリット
デメリット
オフィスゼロワン
オフィスゼロワンはマックスコーポレーション株式会社が運営するバーチャルオフィスで、東京都板橋区の住所限定で利用できます。オフィスゼロワンの料金プランは基本プランに郵便物の転送サービスが付帯されません。
郵便物の転送を希望する場合は別途オプション料金を払う必要がありますが、年間契約で月額1,650円もかかります。基本プランの月額料金が安いと反動でオプションの料金が高くなる傾向がありますがオフィスゼロワンも例外ではありません。
オフィスゼロワンについてより詳しく知りたい方は、【板橋区の500円バーチャルオフィス】オフィスゼロワンの口コミ評判~料金プランを他社と比較も合わせて読まれると参考になります。
オフィスゼロワンの料金プラン
初年度入会金 | 5,000円 |
最低契約期間 | 1年 |
月額料金 | 500円(税別) |
郵便物の転送 | × |
電話転送 | × |
登記利用 | 〇 |
口座開設 | 〇 |
利用できる住所 | 東京都板橋区 |
オフィスゼロワンのメリット・デメリット
メリット
デメリット
BLOOM(ブルーム)
格安バーチャルオフィスBLOOMは、合同会社レイラ・フェルナンディ(東京都新宿区西新宿3-5-12)という会社が運営する西新宿のバーチャルオフィスです。BLOOMの『ライトプラン』を利用すると、ネットショップの運営で特商法の表記に必要な住所が月額300円(税込)~利用できます。
しかも現在キャンペーンで月額料金3カ月無料が適用されるので、ライトプランなら実質9カ月分の料金と初期費用合わせて3,800円だけで12カ月利用することが可能となります。
恐らく、現在BLOOMより安いプランを提示できるバーチャルオフィスは存在しないでしょう。また、登記利用が可能な『ビジネスプラン』月額550円もキャンペーンが適用されるので、会社を設立したい人もBLOOMを利用すると年間6,600円でどこよりもコストを安く抑えることができます。
BLOOMについては、西新宿で月額500円(税別)のバーチャルオフィス【BLOOM】の口コミと評判でより詳しく解説しています。
BLOOMの料金プラン
*【月額料金3カ月無料】キャンペーン実施中
BLOOMのメリット・デメリット
メリット
デメリット
グリーントラストサポート
グリーントラストサポートは北海道の札幌で運営されている小規模なバーチャルオフィスです。登記利用ができな前提のサービスでオプションもほとんどなく、シンプルで分かり易い料金プランが特徴的です。
サービス内容を見る限りネットショップの運営に必要な特商法の表記以外の目的で利用されることはなさそうです。非常に小規模な運営サイトですが評判も良いため、500円(税別)で利用できるバーチャルオフィスを探している人でグリーントラストサポートを訪問した経験のある人は多いです。(当サイト経由でたくさん検索されています)
グリーントラストサポートについてより詳しく知りたい方は、グリーントラストサポート!札幌の500円バーチャルオフィスの口コミと評判も合わせて読まれると参考になります。
グリーントラストサポートの料金プラン
初年度入会金 | 5,000円 |
最低契約期間 | 6カ月 |
月額料金 | 500円(税別) |
郵便物の転送 | 〇 |
転送頻度 | 月1回 |
転送費用 | 実費負担 |
電話の転送サービス | × |
登記利用 | × |
口座開設 | × |
利用できる住所 | 札幌市 |
グリーントラストサポートのメリット・デメリット
メリット
デメリット
サテライト札幌
サテライト札幌はグリーントラストサポートと並んで札幌の住所を激安で提供しているバーチャルオフィスとして2023年に参入しました。
サテライト札幌の料金プランはシンプルでたったの2つだけです。
住所利用のみのライトプランと登記利用も可能なスタンダードプランの2本立てです。
- ライトプラン 月額298円(税別)
- スタンダードプラン 月額500円(税別)
2つのプランはともに500円で利用できるという点だけとっても破格のサービスですが、札幌の住所を利用できるバーチャルオフィスでここまで安いプランを提供できる業者は他にありません。
また、月額基本料金が驚異的な安さであるぶん、初期費用だけは少しだけですが徴収するシステムになっています。
実は他の500円バーチャルオフィスと違い、サテライト札幌では住所利用の他にもクラウドPBXやクラウドFAXのオプション利用も契約できます。
詳細は、札幌で最安値!月額500円のバーチャルオフィス【サテライト札幌】で紹介しているので参考にされると良いでしょう。
サテライト札幌の料金プラン
ライトプラン | ベーシックプラン | |
月額 | 298円 | 500円 |
初期費用 | 3,000円 | 5,000円 |
郵便転送 | 非対応 | 1週間~10日に1回 |
転送費用 | ー | 手数料+送料実費負担 |
登記利用 | 不可 | 可能 |
利用できる住所 | 札幌 | 札幌 |
サテライト札幌のメリット・デメリット
メリット
デメリット
サテライト沖縄
サテライト沖縄は株式会社プロスペックが運営する沖縄の激安バーチャルオフィスです。
系列会社のスタートアップやサテライト札幌と料金プランはほぼ同じですが、サテライト沖縄にはビジネスフォンと住所利用がセットになったセットプランが用意されている他、サテライト札幌のようにクラウドPBXのサービスは用意されていません。
とはいうものの、基本料金は間違いなく沖縄で最安値で、沖縄でコスパ重視でバーチャルオフィスを選ぶならサテライト沖縄に決まりです。
- ライトプラン 月額298円(税別)
- スタンダードプラン 月額500円(税別)
- セットプラン 月額1,500円(税別)
サテライト沖縄について口コミや評判などより詳しく知りたい場合は、サテライト沖縄の評判は?料金プランが地域最安って本当?も合わせて読まれると参考になります。
サテライト沖縄の料金プラン
ライトプラン | ベーシックプラン | セットプラン | |
初期費用 | 3,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
月額料金 | 298円 | 500円 | 1,500円 |
電話番号利用 | × | × | 050番号を利用 |
郵便転送 | × | 〇 | 〇 |
転送頻度 | × | 1週間~10日に1回 | 1週間~10日に1回 |
転送手数料・送料 | × | 200円/1回 送料実費負担 |
200円/1回 送料実費負担 |
宅配転送 | 〇 | 〇 | 〇 |
登記利用 | × | 〇 | 〇 |
サテライト沖縄のメリット・デメリット
メリット
デメリット
コワーキングスペースminato
minatoは九州の長崎にあるMATUBAYA(まつばや百貨店株式会社)が運営するバーチャルオフィスで、九州地方で唯一の月額500円バーチャルオフィスです。
minatoでは3種類の料金プランが用意されており、Bプランは月額500円(税抜)で利用できます。
利用できる住所が長崎に限定されますが、九州地方で月額500円の格安バーチャルオフィスを探している人ならminato以外の選択肢はありません。
minato Bプラン
月額 | 500円 |
住所利用 | 〇 |
郵便物の保管 | × |
郵便物の転送 | × |
登記利用 | 〇 |
利用できる住所 | 長崎市 |
minatoのBプランは注意が必要です。利用規約を読むと下記の条項が明記されていました。
当社は、Bプラン会員宛の郵便物等の代理受領が3件を越えた段階で、当該会員の登録メ―ルアドレス宛に通知するものとする。当該会員は通知を受けた後にAプラン、またはSプランへの切替を行わなければならない。
利用規約によると、minatoのBプランを利用している人宛に郵便物が月に3件以上届いてしまうと、強制的にAプランかSプランへ切り替えられることになります。
肝心のAプランは月額2,980円、Sプランは月額5,280円ですが、これはペナルティーとしては大きすぎると言えます。基本的にこういう危険なプランはおすすめできません。
minatoのメリット・デメリット
メリット
デメリット
TAPIOCA(タピオカ):月額290円~480円(税別)
タピオカは業界最安値を売りにしている東京のバーチャルオフィスですが、利用できるのが女性に限定された女性専用バーチャルオフィスです。
格安バーチャルオフィスのなかには女性や高齢者のみを限定対象とした割引プランを用意している業者が散見されますが、利用者自体を女性に限定している業者は珍しいです。
これは昨今のストーカー被害やプライバシーの問題を最大限に考慮した特化型のアプローチだと言えます。とても万人向けなサービスとは言えませんが、料金プランを紹介します。
タピオカについてより詳しく知りたい方は、バーチャルオフィス・タピオカの評判と料金プラン!青山の女性専用バーチャルオフィスも合わせて読まれると参考になります。
タピオカの料金プラン
TAPIOCA(タピオカ)のメリット・デメリット
メリット
デメリット
R INNOVATION
株式会社ゼニスが運営する住所利用のみのサービスプランに特化したバーチャルオフィスが【R INNOVATION】です。レゾナンスは同じ系列の姉妹会社となります。
【R INNOVATION】は月額500円(税別)の『住所貸しプラン』をメインに取り扱っており、このプランは特商法の表記に利用される前提で提供されています。
また、住所利用の他に電話転送や電話代行、即時転送など10種類のオプションも用意されており、基本プランに随意に付け足すことができる柔軟な仕組みになっています。登記利用を前提に考えている方にはレゾナンスのサービスをおすすめします。
なお、【R INNOVATION】についてより詳しく知りたい方は、【銀座・渋谷】月額500円のバーチャルオフィス【R-INNOVATION】も合わせて読まれると参考になります。
【R INNOVATION】住所貸しプラン
『R INNOVATION』のメリット・デメリット
メリット
デメリット
バーチャルオフィスBIZ
バーチャルオフィスBIZは京都の住所限定で月額550円(税込)~月額3,850円(税込)の3プランを提供しています。
月額550円で利用できるのは「転送なしプラン」で、基本料金に登記利用も付帯されますが郵便転送は含まれません。
郵便転送が必要な場合は上位プランの月1転送プラン、もしくは週1転送プランにアップグレードする必要があります。
また、転送なしプランを利用中に不本意に郵便物が届いた場合は、LINEで到着通知をしてもらったうえで不要なら破棄してもらうことができます。
バーチャルオフィスについてより詳しく知りたい場合は、バーチャルオフィスBIZの評判は?料金プランを他社と徹底比較!も合わせて読まれると参考になります。
バーチャルオフィスBIZの料金プラン
転送なしプラン | 月1転送プラン | |
550円 | 1,650円 | |
郵便転送 | 非対応 | 月1回 |
転送費用 | ー | 送料実費負担 |
登記利用 | 可能 | 可能 |
住所 | 京都市 |
*料金は税込み価格で表示しています。
バーチャルオフィスBIZのメリット・デメリット
メリット
デメリット
ビズアシスト大阪
ビズアシスト大阪は株式会社ループスが運営する大阪府で唯一の500円バーチャルオフィスです。
ビズアシスト大阪の料金プランは基本的に多くのワンコインバーチャルオフィスに見られるサービスプランを踏襲した形となっており、転送なしのライトプランと転送対応・登記利用可能なベーシックプランの2本立てとなります。
ただし、唯一突出している点は郵便転送が100gまで送料無料で対応していることです。手数料は1回の転送で200円発生しますが、週1回にまとめて発送するので1通ごとに手数料が発生するわけではありません。
ビズアシスト大阪の料金プラン
ライトプラン | ベーシックプラン | |
月額料金 | 298円 | 500円 |
初期費用 | 5,000円 | 5,000円 |
最低契約期間 | 1年 | 1年 |
郵便転送 | 非対応 | 週1回 |
転送費用 | ー | 100gまで無料 |
転送手数料 | ー | 1回につき200円 |
登記利用 | 不可 | 可能 |
有料オプション | 即時転送、電話番号取得 電話代行、インターネットFAX |
|
利用できる住所 | 大阪市中央区 |
*料金は税込み価格で表示しています。
ビズアシスト大阪のメリット・デメリット
メリット
デメリット
オールワン名古屋(ALLONE)
オールワン名古屋の料金プランは姉妹店のビズアシスト大阪と同じで月額298円のライトプランと月額500円のベーシックプランの2本立てです。
郵便転送は1回の転送で手数料が200円発生しますが、週1回にまとめて発送するので1通ごとに手数料が発生するわけではありません。
また、郵便転送の送料については100gまで送料無料で対応しています。
オールワン名古屋の料金プラン
ライトプラン | ベーシックプラン | |
月額料金 | 298円 | 500円 |
初期費用 | 5,000円 | 5,000円 |
最低契約期間 | 1年 | 1年 |
郵便転送 | 非対応 | 週1回 |
転送費用 | ー | 100gまで無料 |
転送手数料 | ー | 1回につき200円 |
登記利用 | 不可 | 可能 |
有料オプション | 即時転送、電話番号取得 電話代行、インターネットFAX |
|
利用できる住所 | 名古屋市中区 |
*料金は税込み価格で表示しています。
オールワン名古屋のメリット・デメリット
メリット
デメリット
スクエア東京(SQUARE)
スクエア東京は株式会社ループスが運営する渋谷の500円バーチャルオフィスで、ビズアシスト大阪やオールワン名古屋の姉妹会社となります。
スクエア東京の料金プランは系列店のビズアシスト大阪と同じで月額298円のライトプランと月額500円のベーシックプランの2本立てです。
ただし、唯一突出している点は郵便転送が100gまで送料無料で対応していることです。手数料は1回の転送で200円発生しますが、週1回にまとめて発送するので1通ごとに手数料が発生するわけではありません。
基本サービス以外の有料オプションには電話転送サービスが用意されていますが、050番号・03番号の2種類から選択可能となっています。
また、登記利用に伴い法人口座の開設を申し込んで失敗した場合、30日以内なら全額返金保証の対象となります。
スクエア東京の料金プラン
ライトプラン | ベーシックプラン | |
月額料金 | 298円 | 500円 |
初期費用 | 5,000円 | 5,000円 |
最低契約期間 | 1年 | 1年 |
郵便転送 | 非対応 | 週1回 |
転送費用 | ー | 100gまで無料 |
転送手数料 | ー | 1回につき200円 |
登記利用 | 不可 | 可能 |
有料オプション | 電話転送、電話代行、インターネットFAX | |
利用できる住所 | 渋谷 |
*料金は税込み価格で表示しています。
スクエア東京のメリット・デメリット
メリット
デメリット
月額500円の格安バーチャルオフィスの現状と利用するメリット
月額500円でバーチャルオフィスを利用するメリットはコストパフォーマンスが高いことです。ネットショップで自宅の住所を公開したくない人にとって月額500円で悩みが解決するのは安上がりです。
この記事では月額500円で利用できるバーチャルオフィスという名目で15社紹介しましたが、実際は500円どころか290円~300円で利用できる業者(METSオフィス・スタートアップ・BLOOM・タピオカ)も4社含まれます。
一般的に格安バーチャルオフィスの月額料金は住所利用だけでも月額2,000円~3,000円くらいが相場なので、月額300円~500円で住所利用できるのは破格のサービスだと言えます。こんな低価格でバーチャルオフィスの住所を利用できること自体がメリットだと言えます。
また、今回紹介した格安バーチャルオフィス以外で月額料金が安いバーチャルオフィスはこの15社を除くとまず存在しません。
ただし、今後バーチャルオフィス業界の価格競争はどうなるか分かりません。2022年現在、止まることのない円安と物価高で国民の消費が落ち込み買い控えがすすむなか、多くの企業はコスト削減を迫られながら価格も下げる努力を強いられるという矛盾した状況に追い込まれています。
月額500円の格安バーチャルオフィスを利用するデメリット
月額500円(税抜)で利用できる格安バーチャルオフィスを15社ピックアップしましたが、たったの500円で採算がとれるのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
バーチャルオフィスは物件の賃料や管理費が維持の大半になるので、一般的なサービス業よりも価格を下げる敷居が低いとも考えられますが、値下げにも限界があります。なぜなら大手企業のように設備投資をしてIT技術を活用しない限り人件費を省くのは容易ではないからです。
人件費も考慮するとバーチャルオフィスの価格破壊の限界も月額300円くらいが限度なのではないかと予想されます。
実際、上述のバーチャルオフィス社は全て月額料金を500円に抑えているので、その他のオプション料金が比較的高く設定されているのも事実です。
また、オフィスゼロワンについては経営者自らが体験談で語っていらっしゃる通り、会員数が一定数に達するまでは赤字が続いて大変だったそうです。
格安バーチャルオフィスのなかでも月額500円のバーチャルオフィスは経営が大変なのは間違いなさそうですが、利用者目線でリスクを考えた場合、ネットショップの運営などで特商法の表記に利用するだけなら業者が廃業した場合の損失は登記利用した場合に比べると小さいです。
もしも登記利用を前提に考えるのなら、利用しているバーチャルオフィスが廃業すると変更登記の費用が発生するのでリスクを伴います。
バーチャルオフィスの運営元の経営状態に振り回されて住所を変更する危険性を回避したいならMETSオフィスは全て自社所有物件なのでどこよりもおすすめできます。
\自己所有物件だから安心して継続利用できる!/
METS OFFICE 公式サイト
ただし、登記利用しないのなら業者選びにそれほど神経質になる必要はありません。むしろ500円のバーチャルオフィスを利用する際に最も注意するべき点は、郵便物の転送などで不要なコストが発生するリスクの有無ではないでしょうか。
転送手数料などが高く設定されていたりして、予想以上に出費が重なりそうな場合は利用しないほうが良いでしょう。
なお、特商法の表記に月額500円のバーチャルオフィスを利用することはできますが電話番号もセットで提供している業者はごく一部の業者だけなのが実情で、恐らく和文化推進協会だけでしょう。
特商法の表記は住所・氏名・電話番号がセットで必要なので、月額500円で住所を利用できても電話番号は別問題です。電話番号はプライベートの番号を利用するのが嫌なら電話番号セットのプランを利用するか、別途電話番号だけをレンタルするしかありません。
\朱雀なえもんプラン~電話番号もセットで500円!/
和文化推進協会 朱雀なえもんプラン
月額500円が不安な人におすすめの格安バーチャルオフィス
月額500円で利用できるバーチャルオフィスだと経営面で継続性が担保されているか分からないので不安に感じる人もいるでしょう。どうしても不安な方は大手や有名どころの格安バーチャルオフィスがおすすめです。
- GMOオフィスサポート
- DMMバーチャルオフィス
- レゾナンス
- バーチャルオフィス1
この2社は業界最大手で倒産する可能性が限りなく低く、月額660円で利用できる住所利用限定の格安プランが用意されています。
また、銀座・渋谷・広島の住所限定となりますが、レゾナンスやバーチャルオフィス1もおすすめです。
◎GMOオフィスサポート~転送無しプラン
GMOオフィスサポートは2022年9月29日に大幅に値下げを実行し、990円プランを660円に引き下げました。
500円の格安プランには安さでは及びませんが、銀座の一等地の住所を660円で利用できるのはもはやGMOオフィスサポートをおいて他にはありません。実質、国内で安さNO.1のバーチャルオフィスです。
GMOオフィスサポートは初年度の月額料金が3カ月無料になるため、コストを大幅に抑えることができます。
月額 | 660円 |
初期費用 | 0円 |
郵便物の転送 | 郵送物は全て破棄されます。 |
利用できる住所 | 銀座・渋谷・新宿・青山・秋葉原 恵比寿・目黒・横浜・名古屋・京都 梅田・神戸・博多・天神 |
\初期費用と初年度3カ月分の月額料金が無料/
\クーポンコード【t0u0y6】で10%OFF】/
GMOオフィスサポート 公式サイト
◎DMMバーチャルオフィス~ネットショップ支援プラン
660円の格安プランですが、郵便物の転送サービスにも一部対応しているのは高得点です。安さだけではなくもしもの時の備えを重視するならDMMバーチャルオフィスがオススメです。
月額 | 660円 |
入会金 | 5,500円 |
郵便物の転送 | ネットショップ関連のみ対応 |
利用できる住所 | 渋谷・名古屋・梅田・天神 |
\月額660円で郵便転送月4回も付帯!/
DMMバーチャルオフィス 公式サイト
◎レゾナンス~月1回転送プラン
レゾナンスの『月1回転送プラン』は2022年12月からリリースされた新プランで、従来の『ネットショップ応援プラン』が銀座限定だったものを、どの店舗でも利用できるように改良したプランです。
ただし、『月1回転送プラン』は特商法の表記に利用されることを前提とした格安プランではなく、月額990円で登記利用も可能です。
月額 | 990円 |
郵便物の転送 | 送料実費負担、月1回転送 |
登記利用 | 〇 |
利用できる住所 | 銀座・渋谷・新宿・青山・恵比寿 浜松町・日本橋・横浜 |
*今なら入会金5,500円と月額料金が3カ月無料になります!
\紹介コード【Tcy-D】利用で入会金1000円OFF!/
レゾナンス 公式サイト
◎バーチャルオフィス1~法人登記・住所利用プラン
格安バーチャルオフィス各社が銀座で攻防を繰り広げる一方で、虎視眈々と渋谷で地位の確立を狙っているのがバーチャルオフィス1です。
2023年現在、基本料金に住所利用・郵便転送・登記利用の3点セットで月額880円のサービスはバーチャルオフィス1以外に存在しません。
バーチャルオフィス1の月額880円より安く登記利用しようとすると、他社では間違いなく郵便転送が別料金になるか登記利用が別料金になります。
月額 | 880円 |
初期費用 | 5,500円 |
郵便物の転送 | 週1転送、送料実費負担 |
登記利用 | 〇 |
利用できる住所 | 渋谷・広島 |
最後に、月額500円の格安バーチャルオフィスを地域別で探されている方は、大阪の格安バーチャルオフィス業者の事情を調査した【大阪で月額500円のバーチャルオフィスを探したらGMOが最安だった!】や福岡の格安バーチャルオフィス業者の事情を調査した【福岡の住所を月額500円で利用できる格安バーチャルオフィスはある?】が参考になります。
また、月額300円で利用できる格安バーチャルオフィスの情報をまとめた【驚愕】月額300円で東京の住所を利用できる格安バーチャルオフィス4選!も参考になります。
なお、月額500円に限らず全国にある多くの格安バーチャルオフィスのなかからコスパの良い業者を探したい方は、全国の激安・格安バーチャルオフィス19選!登記の可否やメリット・デメリットを比較を参考にされると良いでしょう。
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